いのちを見つめる集い 過去の記録

 講演の一部を公開しています。講演録『みちしるべ』は会員の皆さまにお送りしています。

 

 

209 平成23年9月22日(木曜日)午後1時30分〜4時30分  (語り合い 午後2時30分〜4時30分)
会場 心光寺(しんこうじ) 
『いのちを見つめる〜日々の些細な気持ちに寄り添って〜』
浄土宗常任布教師 月影寺住職 藤井正史(ふじい・しょうし)師

昭昭和40年東京生まれ。大正大学大学院修士課程梵文学専攻修了。仏教系中学高等学校に教諭として勤務の後、『BRUTUS』他、雑誌等にて執筆。著書に『3日でわかる仏教』ダイヤモンド社、『仏教人物の事典』学研、他。
誰しもささやかな日常の上に、それぞれの人生があり、いつしか命の終わりを迎えます。些細な感情の揺らぎをも切り捨てようとせず、しっかりと見つめることによってこそ、自己の命を見据えることができるのではないでしょうか。
208

平成23年8月25日(木曜日)午後1時30分〜4時30分   語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 心光寺(しんこうじ)
『いのちを見つめる〜仏像・石仏にこめられた祈り〜』
上原仏教美術館学芸員 下田市・伊東市文化財保護審議委員 田島整 (たじま・せい) 氏

昭和45年東京生まれ。淑徳高等学校で講師として10年教壇に立った後、伊豆下田の上原仏教美術館に奉職。以来9年間、伊豆の仏像の調査を続けています。仏像ブームの今、多くの人が仏像鑑賞に出かけますが、仏像は美術品である以前に人々の信仰を受け止めてきた存在です。様々な仏像や石仏を紹介し、姿にこめられた意味を読み解きながら、先人の息吹と祈りに触れてみたいと思います。

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平成23年7月28日(木曜日)午後1時30分〜4時30分   語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 心光寺(しんこうじ)
『いのちを見つめる〜わくわくボタン、スイッチオン!〜』
真言宗豊山派 円東寺住職 増田俊康 (ますだ・しゅんこう) 師

1970年、埼玉県さいたま市生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業後、仏門に入る。長らく無住であった寺の住職を務めながら、PRINCOちゃんの芸名で年間50〜60回の大道芸ショーを行っている。日本ジャグリング協会、ツイストバルーン協会、柏マジッククラブ会員。今回は、偶然では片づけられない「命のはじまり」や「命のはたらき」について考えつつ、大いに笑ってお過ごしください。

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平成23年6月23日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 心光寺(しんこうじ) 
『いのちを見つめる〜美しい音色は心の栄養〜』
日本チター協会会長 教育者 内藤敏子 (ないとう・としこ) 氏

武蔵野音楽大学弦学科卒業。スイスに10数年間留学。J.コーザ、R.クナーブル、A.カラスに学ぶ。演奏者及び教育者の資格を取得。オーケストラとの共演、テレビ、ラジオに数多く出演。チター演奏家、教育者の育成に努力。秋篠宮妃紀子殿下のチターの先生として知られる。著書に『第三の男・誕生秘話』。音が生命に与える影響を、演奏をまじえて解りやすくお話いたします。

205

平成23年5月26日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 心光寺(しんこうじ)
『いのちを見つめる〜被災地での経験について〜』
日蓮宗僧侶 石川龍彦 (いしかわ・たつひこ) 師

東日本大震災の被災地でのボランティア経験から、被災地の現状・被災地における寺院の役割・被災者と支援者のズレ・ボランティアについて等々、学んだことを皆さまにお伝え出来ればと思っています。
【略歴】
1979年、東京生まれ。
平成14年立正大学仏教学部宗学科卒業。同年より、日蓮宗大本山小湊誕生寺に奉職。平成17年からは、大田区池上照栄院にて修行中。

204 平成23年4月28日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 心光寺(しんこうじ)
『いのちを見つめる〜植物を育てて感じる命の不思議〜』
百姓 玉利公節(たまり まさとき) 師

昭和32年生、デザイン事務所を主宰する傍ら、自らが調理人として料理店を経営。現在、高知にて有機農業を実践中。「食を通して社会を考える」をテーマのトークイベント「たまりさんの台所」開催。種を蒔き苗を育てて思う、生命の根源的な不思議。植物たちの命を繋ぐという行動には意志さえも感じてしまう。農の中から見えてくる、生き物が繋いでいく命について話します。
203 平成23年2月24日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 泊船軒(はくせんけん)
『いのちを見つめる 〜原爆と生命〜』
日本広告写真家協会会員 宮角孝雄 (みやかく・たかお) 師

1948年広島県庄原市に生まれる。日本大学、東京写真専門学校で学ぶ。雑誌やコマーシャルフォトを手掛け、エコールドプロトコールモナコ講師。写真集に「GROUND ZERO」がある。
私は、祖父や両親が被爆した被爆二世です。ラフワークで10年間、広島の原爆ドームや長崎の爆心地公園で人々を撮影しています。撮影時会った人達のお話や、両親の被爆体験を話し、皆様と核について考えたいと思います。
202 平成23年1月27日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 泊船軒(はくせんけん)
『いのちを見つめる 死別悲嘆をいやす智慧 〜断絶感と連続観の在り方〜』
曹洞宗 京都市 龍宝寺住職 曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師 中野東禅 (なかの・とうぜん) 師

【プロフィール】
昭和14年静岡県生まれ。駒澤大学大学院修了。曹洞宗教化研修所講師、大正大学・武蔵野大学で死生学・生命倫理を担当(非常勤)。
可睡斎僧堂後堂、日本生命倫理学会評議員、死の臨床会世話人、医療と宗教を考える会世話人等を歴任。南無の会副総務。
【内容】
死別の悲嘆は、死者と遺族のおかれている状況によってかなり違いがあります。特に死者に依存関係の強い人、トラブルがあった人、死の状況や理由が許せない場合、その他いろいろの事情で悲嘆に軽重がでてきます。それが断然感にも、すてられた思いと、自然の摂理として受容する人との違いがおこり、あの世もよい連続観と恐怖の連続観の違いがでてきます。そうした点について話します。
著書
「日本人の心の言葉・・・良寛」創元社。「煩悩の整理学」春秋社。「生き方としての傍訳・正法眼蔵」全六巻・四季社。「すこやかな死を生きる」雄山閣。「死を生きた日々・・・末期ガン50人とその家族の記録」四季社。「人生の問題がすっと解決する名僧の一言」三笠書房、その他。
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平成22年12月16日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 泊船軒(はくせんけん)『いのちを見つめる 〜生きることのおそれ〜』
真宗大谷派 皆念寺住職
春近敏 (はるちか・さとし) 師

1950年、滋賀県の真宗大谷派寺院に生まれる。 1968年、関西大学法学部卒業後、金融機関に勤務。
その後、1980年6月、埼玉県春日部市にて新寺建立。現在同寺住職。本来、職業的に人の生死に関わることが多い。しかしそれは他人事であった気がする。この度、自己の不摂生がたたり、糖尿病が悪化してしまった。そこで、以前と少し変わった心情をお話ししたいと考えています。

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平成22年11月25日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 泊船軒(はくせんけん) 
『いのちを見つめる〜自分も他人も喜ばす言葉〜』
(財)東方研究会常務理事・駒澤大学名誉教授 奈良康明 (なら・やすあき) 師

人を元気づけ喜ばせるのも言葉なら、怒らせるのも言葉です。争っている人を和解させる言葉もあります。自分を励ますのも言葉です。その人によかれと思って言う言葉も仏教では「愛語」というのですが、他人様もそして自分をも明るくする言葉を考えてみたい。学者として仏教を学んできたと同時に、住職として長い間檀信徒の方とつきあった体験から、愛語の大切さと難しさを考えたいと思います。
〈略歴〉
1929年生まれ。東大文学部卒、修士課程修了、カルカッタ大博士課程留学。文学博士。駒澤大学前学長および総長。現在、駒澤大学名誉教授、(財)東方研究会常務理事。仏教文化史専攻。著書に『釋尊との対話』(日本放送出版協会)『仏教と人間』『般若心経講義』(東京書籍)など多数。

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平成22年10月28日(木曜日)午後1時30分〜4時30分 語り合い 午後2時30分〜4時30分
会場 泊船軒(はくせんけん)
『いのちを見つめる〜仕事について考える〜』
落語家 金原亭伯樂 (きんげんてい・はくらく) 氏

大学の落語研究会出身で落語家になった経歴の第一号。弟子入りより、落語家になる道の無い世界で、本格の落語家修業を経て、芸歴五十年を迎える。 古典落語の人情話を演じて、他の追従を許さない本格派の落語家です。お喋りをするだけで、「飯を食う」稼業です。そんな職業で生きてゆくのに、生易しい心構えでは世間様が許す訳がありません。では、どんな心構えが必要なのでしょう。その辺りを、他の芸能、プロスポーツの世界と比べて、考えます。

 

 

第198回『いのちを見つめる集い』
平成22年9月30日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜制度のはざまの関わり―身元保証支援―〜』
NPO法人きずなの会 支援担当責任者 早川恵子氏
身元保証人は今までは親族がやってきたことですが、少子高齢化や昔の家族制度の崩壊により、親族には頼れない状況が生まれています。
私自身、離婚後、在宅ヘルパーとして働くなか、介護だけではどうにもならない時、きずなの会(法人として身元保証人を受けているNPO法人)との出会い、トータルな支援ができることに魅せられて働くことになりました。 そんな経緯や出会いをお話したいと思います。

 

第197回『いのちを見つめる集い』
平成22年8月26日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜あなどるなかれ、お葬式ぱわー〜』
真言宗豊山派密蔵院住職 名取芳彦(なとり・ほうげん) 氏
人生を舞台にたとえる歌は「夢芝居」や「マイ・ウェイ」など、たくさんあります。
だとすればお葬式は“人生芝居”の幕引きにあたります。
どうやって幕を引くのか、芝居につきあってくれた大勢の観客(縁者)に何をどう見せたいのか。
下町の、浪曲大好き和尚が熱く語ります。著書『般若心経、心の大そうじ』『般若心経、こだわらない生き方』(三笠書房)ほか。


第196回『いのちを見つめる集い』
平成22年7月22日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜あなたがあなたの人生のエキスパート〜』
NPO法人サポートハウスじょむ 山直子氏

NPO法人サポートハウスじょむカウンセラー。お茶の水女子大学セクハラ等人権侵害相談室専門相談員。アメリカで女性学とカウンセリング教育学の修士取得。今年2月、著書「働く人のための『読む』カウンセリング―ピープル・スキルを磨く―」を発行。
カウンセリングの世界を通して、「好かれない権利」や「自分の勘を信じる」など、人間関係で疲弊しないためのヒントを共有します。


第195回『いのちを見つめる集い』
平成22年6月24日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる 〜命を枯らさない働き方〜』
弁護士 佐々木新一氏
長時間労働が働く人の生命健康に与えるマイナス影響は既に常識となっていますが、それでも長時間過密労働はとまりません。弁護士の仕事を通して経験した過労死とうつ病自殺に触れながら、ILO(国際労働機構)が提唱するディーセントワークや我が国でも取り入れることとなつたワークライフバランスという「生活と働き方の程の良いバランス」を考えながら、我が国の働き方を検証してみます。


第194回『いのちを見つめる集い』
平成22年5月27日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜環境問題から考える、今のいのち・未来のいのち〜』
環境省登録環境カウンセラー 善財裕美(ぜんざい・ゆみ)氏
私たちが暮らす地球がいま、大きな環境の変化に直面しています。その原因の大部分は我々人間の経済活動だといわれています。限りある地球の恵みの中で今のいのち、そして未来のいのちが、共に幸せに暮らし続けるために、今、私たちは何を考え、何をしなくてはならないかをお話ししたいと思います。
【プロフィール】
環境省登録環境カウンセラー、東京都環境学習リーダー、東京都初級緑地保全活動指導者、グリーン購入ネットワーク理事、NPO法人グリーンコンシューマー東京ネット理事、日本環境協会こども環境相談室相談員、エコライフコーディネーターとして執筆、講師のほか、ふろしきの結び方講師も務める。台東区在住、台東リサイクルネットワーク代表幹事、異業種交流グループ「ゆっくり動」代表。

 

第193回『いのちを見つめる集い』
平成22年4月22日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜四半世紀の難民支援を通して感じたこと〜』
認定NPO法人 国連UNHCR協会 参事 谷口朋子氏
20年のUNHCR駐日事務所勤務と5年以上に亘る国連UNHCR協会勤務での難民支援を通して経験し、感じた教訓と、幼児期の疎開体験や肉親の戦争体験をどのように難民支援活動に生かして来たか。現在、世界ではUNHCRの支援対象者は難民・国内非避難民を含めて3,440万人です。また、日本政府が今年から3年間ミャンマーの難民を30人づつ3年間引き受けることが決定しました。皆さんに協力・理解をいただきたくお話いたします。


第192回『いのちを見つめる集い』
平成22年3月25日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜本物の坊さんとは〜』
臨済宗香林院住職 金嶽宗信(かねたけ・そうしん)師
十二歳で出家。十年間の小僧生活、十年間の雲水修行を経て、現在渋谷香林院住職。
以来、保護司、教誨師、仏教情報センターテレフォン相談員、NHK大河ドラマの仏事監修、坐禅会、写経会、講演、執筆活動などを行う。
そんなさまざまな現場に接し、想うところを語ってみたいと思います。
著書『禅の心で生きる』(PHP研究所)、『禅語ちょっといい話』(芙蓉書房)、監修に『シンプル禅生活』(永岡書房)がある。

 

第191回『いのちを見つめる集い』
平成22年2月25日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜葬儀式にみる不易流行と
死後の安心(あんじん)について〜』天台宗観音寺副住職 本間孝継師
NPO法人ライフデザイン研究所副理事長
佐々木 悦子氏
「不易流行」とは俳諧用語であるが、葬儀式のトレンドにも通ずるところはないか。
近年急増中のいわゆる直葬や、初七日は無論四十九日まで式中に繰りこむ等、法式作法の省略・簡素化の傾向が著しい。
儀式を手段、死後の安心を目的としたとき、形式面の簡略化と人々の心の安穏はどうリンクするのか。
現場の最前線にいる二人が、僧俗別個の視点から該問題について考えてみたいと思います。
本間孝継―慶応大学法学部卒。天台宗観音寺副住職。仏教情報センター相談員。大正大学綜合佛教研究所研究員。41才。
佐々木悦子―東洋大学短期大学卒。大和証券勤務等を経て現在NPO法人ライフデザイン研究所副理事長。

 

第190回『いのちを見つめる集い』
平成22年1月28日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる 〜心のあかりを忘れないで〜』
仏教情報センター事務局長 互井観章 師
シンガーソングライター しまだ あや 氏
苦しいことや悲しいことがあると、心の中が真っ暗になってしまいます。
一度消えた心のあかりは、どうしたら元に戻せるのでしょうか。
私一人の力で、もう一度あかりを灯すことはできるのでしょうか。
たとえ、もう一度あかりを灯すことが出来たとしても、またすぐに消えてしまうのではないでしょうか。
大丈夫、大丈夫です。
心のあかりは、また大きく強く灯ります。
歌を聴きながら心のあかりを灯しましょう。

 

第189回『いのちを見つめる集い』
12月17日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる 〜道元禅師の精神に学ぶ〜』
曹洞宗東泉寺住職 関水俊道師
駒大卒。永平寺・宝慶寺で修行。
小学校教師を経て、住職としての職務の傍ら、地域の主任児童委員を歴任、児童青少年の子育て支援に関わる。
寺院活動、仏教のカルチャー講座や各地への布教巡回などを通して、日常生活に生かす仏教の布教を目指す。58歳。
仏教情報センター常任理事 曹洞宗特派布教師 曹洞宗関東管区教化センター企画委員 横浜市仏教連合会理事(会報担当)
横浜市泉区仏教会会長 曹洞宗東泉寺住職


第188回『いのちを見つめる集い』
11月26日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる 〜バトンタッチ〜』MusikGarten(ムズィークガルテン)
ドイツ幼児音楽教育講師 声楽家 佐藤佳子(さとう・よしこ) 氏
昭和28年北海道岩見市生まれ。札幌大谷大学声楽専攻科卒業。
オペラ「忘れられた少年」出演。あやし歌キャラバン隊で、子育て支援活動。
「ここは、とうちゃん似たところ。ここは、ばあちゃん〜」と続くわらべ歌があります。
これは、子供達に永遠の過去のいのちを受け継いで、今、あなたが在る事。
そして、いのちの大切さを教えたあそび歌です。
さて、私達は、何をどの様に引き継ぎましょうか?

 

第187回『いのちを見つめる集い』
10月22日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜笑われて 浮世は 楽しおもしろし〜』
日本喜劇人協会副会長 小桜京子(こざくら・きょうこ) 氏
今年は芸能生活60周年です。
1949年、戦後の日本に「笑い」こそ生きる力だっ たように思います。
3才で柳家金語楼に引き取られ育てられた私にとって、喜劇 との出会いはごく自然なことでした。
また、多くの新作落語や書籍を遺した金語楼に読み書きを教えてくれたのは、両手を失って仏門に入られた大石順教尼だと 聞いています。
「笑門来福」、命ある限り喜劇をと思っています。

 

第186回『いのちを見つめる集い』
9月24日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜自分史から、いのちを見つめる〜』
(株)寺院デザイン代表取締役 薄井秀夫氏
人は皆、時に迷い、時につまずき、懸命に生きています。
過ぎ去ってみると、どんな人生も実に味わい深いものです。今回は、簡単な自分史づくりを実際に体験していただき、人生を見つめ直す機会としていただきたいと思います。
〈講師〉
お寺を対象として、出版・情報提供・コンサルティングなどを行っている。仏教やお寺の将来についての著作も多数。

 

第185回『いのちを見つめる集い』
8月27日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜つながる命、守る魂、創る絆〜』
(株)東京モノレール 運輸部 課長 山野道彦氏
国鉄勤続30年を迎えて亡くなった父、引き込まれるように自らも鉄道マンとして人生を送る私。遠く、岩手の地で国鉄職員の子として育った女性と結婚、そして、生まれた子供もいつしか鉄道員。父親と同じガンを発病、家内の献身的な看病と、まだ見ぬ子供の心音に救われた人生。そして、父親の37年忌と年を同じく鉄道勤続35年を迎え、家内と娘に感謝もいつしか薄れる自分に喝。
【プロフィール】
昭和27年鉄道病院で誕生、同じく新宿駅に程近いところで幼少期。昭和47年国鉄新宿駅に就職。昭和55年秋ガンを発病。昭和60年から東京西鉄道管理局にて列車の運行に関わる業務、昭和62年から輸送近代化プロジェクト、新幹線運行管理、首都圏運行管理、平成18年より日暮里駅長を拝命、平成21年7月より東京モノレールに勤務。
【家族】家内と、娘一人、犬(シーズー)

 

第184回『いのちを見つめる集い』
7月23日(木曜日)
会場 泊船軒(
『いのちを見つめる 〜日本人の魔法の言葉〜』
真言宗智山派 寂光院山主 松平實胤(まつだいら・じついん) 師
昭和21年、名古屋生まれ。
現在真言宗智山派の僧侶養成機関「智山専修学院」講師、教化センター専門員をつとめる。
国税庁税務大学校、中日文化センター、名古屋市民大学講座をはじめ、全国各市民大学講座の講師をつとめる。
「性善説社会の崩壊、性悪説社会の到来を迎えて、われわれを救うキーワード」を考えてみたいと思います。

 

第183回『いのちを見つめる集い』
7月23日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜今、命は大切にされているか〜』
曹洞宗月宗寺住職 ビハーラ秋田代表 袴田俊英(はかまだ・しゅんえい) 師
平成4年から秋田県でビハーラ活動を始め、平成5年に活動の中で秋田県内の自殺問題について触れました。
以来、自殺予防活動に関わっています。便利で快適 な生活の中で、いのちは徐々にお金に置き換えられていきます。
今、本当にいのちは大切にされているのでしょうか。
医療の問題や自殺の現状を通して、人間の尊厳について考えてみたいと思います。

 

第182回『いのちを見つめる集い』
5月28日(木曜日)
会場 泊船軒
『いのちを見つめる〜日本人の看取りとグリーフサポート〜』
(株)ジーエスアイ 代表取締役 橋爪謙一郎 師
全ての日本人にグリーフサポートを提供できる社会作りを目指した会社を経営しています。
日本では大切な人を亡くした後、感情を自分の内に押し込めて、耐えながら人生を送っている方が少なくありません。
死別の悲しみの中にある人を支えるために必要な事を学ぶことで、悲しみと向き合い、自分らしく新たな人生を歩んでいくことを一緒に考えたいと思います。

 

第181回『いのちを見つめる集い』
4月23日(木曜日)
会場 泊船軒(はくせんけん) 
『いのちを見つめる 〜海外医療の現場から〜』
(財)国際仏教興隆協会 医療部長 大工原彌太郎 (だいくばら・やたろう) 師
昭和19年生まれ。チベット医学を専攻。
昭和46年インドのダージリンで診療開始。翌年にブッダガヤに移ってのち印度山日本寺境内に私設の無料診療所を開所して以来臨床畑を歩むかたわら、招聘に応じてたびたびイギリス、スペインでの講座講義と臨床。
昭和50年に国連ユニセフ・フィールド・エキスパートとしての専属契約によりネパール、ブータン、タイ、カンボジア、ヴェトナム、チベット等での教育・福祉・健康・医療面での諸プロジェクトに従事した経験から、異なる民族の歴史と文化に育まれた様々な「いのち」観に付き合ってきた、その一端を。

 

第180回『いのちを見つめる集い』
3月26日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ) 
『いのちを見つめる 〜ふるさとを想うこころ〜』
天台宗 円龍寺住職 服部順空(はっとり じゅんくう) 師
昭和33年生まれ。
赤城山のふもとにある山寺の住職で、情報センターの相談員です。
昨日よりも今日、今日よりも明日、私たちは生きている限り、常により美しい人生を送る可能性を持っています。
そしてその為のひとつの鍵が「ふるさとを想うこころ」だと考えます。
今回は唱歌『ふるさと』を手がかりとして、人がこの世に生れ、生き、去ってゆく意味について、ご一緒に考えたいと思います。

 

 

第179回『いのちを見つめる集い』
2月26日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ) 
『仏像ガール〜オトンと仏と、時々、オカン 』
仏像ガール (廣瀬郁実): 仏像ナビゲーター
私は、「ひとりでも多くの人に、仏像の素晴らしさを知ってほしい!」そんな想いから、仏像ナビゲーターとして活動をはじめました。
その原点となっているのは、14歳のときの父の死。
死んだら人はどこにいくんだろう?という問いの答えを探し、お寺に通い、高校生のときに仏像と出会いました。
講演では、仏像に人生捧げると決めた、現在29歳の仏像ガールが考える「いのち」のことを、お話できたらと思います。

 

第178回『いのちを見つめる集い』
1月22日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ) 
『あなたは、どっち 』 浄土宗 正覚寺 住職 安孫子虔悦 師
昭和19年 山形県生まれ。昭和45年 大正大学修士課程修了。平成3年 浄土宗 東京教区 正覚寺住職に就任。
平成19年 仏教情報センター理事長に就任。
『あなたは、どっち』
●A型
1.人の言い分を聞かない頑固な人 
2.すぐ腹を立て、いらいらする短気な人
3.仕事一筋で、無趣味な人
4.人と和せず、友達のいない人
5.人を信用せず、お金だけに頼る人
6.笑わない人
●B型
1.本や新聞を読む人
2.物忘れを気にしない人.
3.書く人
4.語る人
5.人の世話をする人
6.感動を忘れない人
7.いくつになってもハリと生きがいを求める人

 

第177回『いのちを見つめる集い』
12月18日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜アフリカの子供たち〜 』
明治大学商学部教授 経済学博士 福田邦夫 師
私は、昭和20年(1945)年3月30日、広島県生まれ。今年で63歳になります。
これまで、悲惨な戦争や飢餓が絶えることのないアフリカに度々足を運びました。アフリカで発見したことは、日本では
想像することのできない物質的な貧しさのなかで、多くの人々が、心優しくも、懸命に生きている姿でした。なかでも子供たちの生き生きとした姿には心を打たれました。今回は、日本人が忘れた宝物を、アフリカの人々の暮らしと比較しながら、お話させていただきます。

 

第176回『いのちを見つめる集い』
10月23日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜願われているいのち〜 』
浄土真宗本願寺派正善寺住職 熊原博文 師
平成5年、浄土真宗本願寺派・西本願寺の推進している首都圏において西本願寺寺院の空白地域に寺院を開く活動の都市開教専従員に任命され、埼玉県戸田市において正善寺を建立。阿弥陀仏という仏様の救済は、全ての「いのち」を願い、あるがままに救う働きです。仏様の言葉を通して、苦悩を抱え歩む人生に、確かな安心と悦びに出遭う道を一緒に考えましょう。

 

第175回『いのちを見つめる集い』
10月23日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜聴き書きで残すいのちの物語〜 』
NPO「昭和の記憶」創設者 清家ゆうほ(せいけ・ゆうほ)師
シベリア抑留中、処刑台に立たされたおじいさん、担ぎ屋として日々海の物を山中に運んだおばあさんーこうした高齢者を対象に、私はこれまでに約600人の方々に聴き書き(話を引き出し記録すること)を行ってきました。今回は、活動をご紹介しながら、人生の「物語」を記録することの大切さとその方法についてお話し致します。
早稲田大学教育学部卒業、在学中、盛池塾大月教室を経営後、(株)リクルートへ。退職後、ITベンチャー、著作権運用会社を経営

 

第174回『いのちを見つめる集い』
9月25日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜生命と活命(かつみょう)〜 』
薬師寺執事・薬師寺東関東別院潮音寺副住職 大谷徹奘(おおたにてつじょう)師
修行に迷っていた若い頃、自分の手帳に「いのちを運ぶで運命、その運転手は自分」と記した。決して人生は、運命だけで生きているのではないと、自分に言い聞かせるために。与えられた命を、自分をどう生かしていくのかを、共に考える時間を持ちたい。

 

第173回『いのちを見つめる集い』
8月28日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜広島のチンチン電車と私と父母〜 』
演出・劇作・俳優・チンドン屋 嶋崎靖(しまさきやすし)氏
私は「地域と演劇」を考え続け、高じてチンドン屋になりました。七福神で世界10ヵ国以上を公演しているチンドン屋です。大黒様をお祀りするお寺とご縁ができ、そのお寺の戦没者慰霊法要の中で、朗読劇『ヒロシマ』を作・演出させて頂きました。広島や原爆とは縁もゆかりも無い私が何故ヒロシマに惹かれていったのか。その過程を通して父母のことや不思議な縁についてお話したいと思います。

 

第172回『いのちを見つめる集い』
7月24日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜引きこもる若者と日本社会のゆくえ〜 』
(財)全国青少年教化協議会主幹、てらネットEN世話人 神仁(じん ひとし)氏
いま引きこもる若者は全国でおよそ100万人、平均年齢は30歳を超えています。両親も年金受給世代となり、世代を超えて先の見えない日々を過ごしています。格差が広がり、生きることに望みを抱きづらい日本の社会。いままさに、私たち一人ひとりの価値観を転換せねばならない時が来ているようです。

 

第171回『いのちを見つめる集い』
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜アフリカ自転車一人旅を通じて〜 』
日本アフリカユースネットワーク代表 コグウェイ代表 山崎美緒氏
2004年8月〜2005年1月、22才の時、アフリカ大陸のケニアから南アフリカまでの8ヵ国5千qを日本人女性初の単独走破。感謝の気持ちを忘れずに強い思いを持ち進むということ。せっかく生きているのだから楽しまないともったいない!アフリカ旅、笑いとエピソードたっぷり、元気いっぱいのお話です。
著書『マンゴーと丸坊主』幻冬舎刊

第170回『いのちを見つめる集い』
5月22日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ) 
『いのちを見つめる〜命は食にあり〜 』
食生活ジャーナリスト 岸朝子 氏
大正12年生まれ。「食」に関する職業をと32才のとき主婦の友社に入社。料理記者としてスタート。その後『栄養と料理』編集長を10年間務める。昭和54年に会社を設立。料理や栄養に関する雑誌・書籍を多数企画・編集。また酒類審議委員などを務める一方、テレビの「料理の鉄人」に審査委員として出演。的確な批評と「おいしゅうございます」の言葉が評判になる。「おいしく食べて健康に」を心がけ、料理記者歴更新中。著書多数。

 

第169回『いのちを見つめる集い』
4月24日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜笑って長生き〜』
落語家、医学博士 立川らく朝(たてかわらくちょう)氏
立川流一門の立川志らく師匠の弟子として、平成16年に二ツ目となり、以降、真打を目指して修行中。医学博士としては「予防医学」が専門であるが、今回はそんな難しい話ではなく、「笑い」が健康に及ぼす効果を軽妙な語りで説くドクターらく朝の一席を・・・。


第168回『いのちを見つめる集い』
3月27日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜いのちを大切にする話〜』
NPOチャイルドライン支援センター常務理事 安達倭雅子(あだちわかこ)氏
昭和12年生まれ。「子ども110番」電話相談員として18年間子どもたちの声を聴いてこられ、現在「人間と性教育研究協議会」幹事として同会の「性と性教育」、「埼玉子どもを虐待から守る会」、両会の電話相談員を務めておられます。今回は・子どもたちへの「いのち」の教育が今どうなっているか、子どもたちに身体と命の話をどう伝えればよいか・といったお話をしていただきます。『暮らしの中の性教育』『子どもたちの性』『電話の中の思春期』他著書多数。

 

第167回『いのちを見つめる集い』
2月28日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜芸能における死者の復活〜』
演出家 白石征(しらいしせい)氏
昭和14年生まれ。編集者として寺山修司の本を多数手がける。その後演劇の世界に転身。中世説経節「小栗判官」や中世絵巻「一遍聖絵」を素材に《遊行かぶき》を提唱。死者と生者の交流を通して日本人の幸福観死生観を追究。毎年、時宗総本山遊行寺(ゆぎょうじ神奈川県藤沢市)
にて公演しておられます。

 

第166回『いのちを見つめる集い』
1月24日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜大宇宙の中のわたし〜』
アメリカ・マンダラ寺住職 田中成明(たなかじょうみょう)氏
1947年埼玉県生まれ。68年東京の高幡不動金剛寺にて出家得度。翌年より京都大覚寺に修行、伝燈学院を卒業。70年に国際仏教興隆協会より派遣されインドに5年半、インド教・仏教・ヨーガ等を研究。帰国後奈良薬師寺で修学旅行生に説法。78年単身アメリカへ伝道、80年ニューヨークに曼荼羅寺を開設。87年ヴァーモント州に移り、アメリカ、ヨーロッパ各地で仏教伝道をしている。
『ニューヨーク曼荼羅』『アメリカ聖』『生きる極意』『親孝行』その他著書多数。

 

第165回『いのちを見つめる集い』
12月20日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜人生のどん底で知った「生」!』
シロアムキリスト教会牧師 鈴木啓之(すずきひろゆき) 氏
昭和30年大阪市生まれ。17年間ヤクザ世界に身を投じ、博徒として名を上げる。イレズミ、指つめ、覚せい剤中毒、刑務所暮らし、悪の限りを尽くす。その後、博打による多額の借金によりヤクザ仲間から命を狙われ逃亡。死の恐怖に怯えながら飛び込んだ教会で救われる。
現在、千葉県船橋市にて自身の教会であるシロアムキリスト教会を立ち上げ、牧師として働く。また、青少年育成のための活動、企業や学校・諸団体での講演や北海道を拠点とする「ふるさと志絆塾(しはんじゅく)」の塾長としても活動中。
【主な著書】
「刺青クリスチャン 親分はイエス様」:早稲田出版(共著)
「愛されて許されて」:シロアム出版部
「誰だって人生をやり直せる」:飛鳥新社
「イレズミ牧師のどん底からの出発法」:講談社

 

第162回『いのちを見つめる集い』
9月27日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜宗教の争いが終わらない世界の中で〜』
毎日新聞夕刊編集部 副部長 森忠彦 氏
世界の宗教(仏教も)を取り巻く状況、中でも、今も世界で続く宗教紛争、そのたびに失われていく多くの命……、命の大切さと仏教や信仰の役割……、などを伝えたい。
講師プロフィール
昭和38年、福岡県生まれ。昭和61年、毎日新聞入社。地方支局勤務を経て、政治部、外信部など。平成10年から15年まで、ブリュッセル支局勤務。主に欧州を中心に国際問題を担当。中部本社では愛・地球博なども担当。現在は毎日新聞夕刊の「特集ワイド」面の編集者。連日、さまざまな話題を掲載し、「日本」のあり方を考えている。

 

 

第161回『いのちを見つめる集い』
8月23日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ) 
『いのちを見つめる〜1980年代以降、若者の生はどう変わったか?〜』
埼玉県立大学保健医療福祉学部教授 五條しおり 氏
1980年代以降、若者が質的に変わったと言われていますが、どう変わったのでしょうか。大学教員の目を通して見た現代の若者(大学生)の「生」の一断面をご報告します。
講師プロフィール
昭和30年生まれ。昭和62年、お茶の水女子大学大学院博士課程比較文化学専攻単位取得。平成元年から10年間聖徳大学短期大学部に、平成10年より現在に至るまで埼玉県立大学に勤務。担当科目は「生命倫理」「自己を見つめる人間論」など。「生命倫理」に関しては、@多様な視点から検討すること(視点を相対化すること)、A生活者の感覚を取り入れること、B優生学的な流れに注意すること、などに留意して研究を進めている。

 

第160回『いのちを見つめる集い』
7月26日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜生と死、そして愛〜』
女優、プロデューサー 白都真理 氏
桐朋学園大学演劇科在学中ミスユニバース関東代表に選ばれ、NHK大河ドラマ「草燃える」で女優デビューし、ゴールデンアロー放送新人賞を受賞した白都真理さんのお話です。映画「人魚伝説」では横浜映画祭最優秀主演女優賞に輝くなど舞台やドラマで活躍の後、渡米され、帰国後は実業家としても活躍されています。旅好きで世界各国を旅行して貧困・恵まれない子ども達への支援活動を続けておられ、6月20日「世界難民の日」のイベントにも特別協力委員として参加されています。

 

第159回『いのちを見つめる集い』
6月28日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる 〜ご先祖さまから頂いたこのいのち〜』
浄土宗円通寺住職 浄土宗総合研究所研究員 後藤真法 氏
古来より寺院では「絵解き」という布教が行われてきました。教義を絵で概念付けることは極めて効果的な方法だと思います。しかしその場合「掛幅」などの大きな絵が必要になってしまいます。そこで現代風絵解きとしてパネルシアターを利用した「パネル法話」の実演で、日本の盆施餓鬼に関するお話をして頂きます。
講師のプロフィール
昭和36年生まれ。浄土宗円通寺住職、浄土宗総合研究所研究員を務める傍ら、平成8年より仏教情報センターテレフォン相談員として活躍。

 

第158回『いのちを見つめる集い』
5月24日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜仏教による”いのち”の見つめ方〜』
仏教情報センター理事長 鈴木永城 氏
漠然と「いのち」とは言うが、私たちは幾通りものいのちを抱えている。肉体的・社会的・人間的いのち…。肉体的いのちは医療に委ねるとして、生きること、心、その痛苦については仏教の領域といえる。人はなぜ苦しみ悩み病むのか仏教の根本説示に触れてみたい。
講師のプロフィール
高校3年の折、僧侶を発心して出家得度。現在、曹洞宗寺院住職の傍ら幾つかの学校で人間学・死生学を担当。また仏教雑誌『大法輪〜仏教なんでも相談室〜』も執筆連載中。

 

第157回『いのちを見つめる集い』
4月26日(木曜日)
会場 法典寺(ほうてんじ)
『いのちを見つめる〜遍路と人生〜』 作家・評論家 村上 護 氏
講師のプロフィール
昭和16年、愛媛県大洲市生まれ。伊予松山で過した後、26歳から東京在
住。放浪の俳人種田山頭火の足跡をたどり書いた伝記が一時ベストセラ 
ーになる。異色の人物伝を書くようになり中原中也、坂口安吾、尾崎放
哉など書く。著書40数冊。一方、生まれ育った四国の風土に興味を持ち、
遍路についての著作数冊。四国八十八ヶ所霊場も三度にわたって巡拝し
ている。その折々に思ったことなどをお話していただきます

 

第156回『いのちを見つめる集い』
3月22日(木曜日)
会場 正覚院 
『いのちを見つめる〜生きなおすことの大変さ・大切さ・そして勇気〜』
グループホーム「ふうせん」代表 角田妙子 氏
ホームレスを経験したことのある女性と暮らすグループホーム「ふうせん」を立ち上げて7年半が経ちました。20年もの間ホームレスでいた人は2人います。彼女たちが今笑顔で暮らすようになるまでの思いを伝えることが出来たらば、日々当り前に思って忘れていたことを皆さんとお話することが出来ればと思っております。
講師のプロフィール:
昭和53年(1954)生まれ。
障害者施設に勤務しているとき山谷(さんや)地区での炊き出しに参加。そこでの体験がきっかけとなり、2000年5月、ホームレスを経験した女性のグループホーム「ふうせん」を設立した。

 

第155回『いのちを見つめる集い』
2月22日(木曜日)
会場 正覚院 
『献体登録をした私の死生観』
元俳優 澤野孝二 氏
人は生まれた瞬間から死に向かって走り出している。親に育てられ、社会で育まれて幾歳月。人生最後の決着は、世の為、人の為。医学生の為の献体登録に至ったことなど・・・。
講師のプロフィール:
昭和4年(1929)、日暮里に生まれる。早稲田大学在学中からの演劇への情熱已み難く中途退学し、新劇活動に加わる。この間、舞台、テレビ、映画、ラジオに数多く出演するも声帯を患い廃業。現在、趣味の絵画から戦争の悲惨さを後世に伝え残すべく、戦争画を通して絵による語り部たらんとし、有意義な余生を送るべく日々研鑽に励んでいる。

第154回『いのちを見つめる集い』
1月25日(木曜日)
会場 正覚院 
『尊厳を守ることと快適さの追究』 拘束廃止研究所代表
NPO法人 市民の立場からのオムツ減らし研究学会代表 田中とも江 氏
高齢者の生活を考えたときに、排泄ケアは重要な要素ですが、これまでその質を問うことは後回しにされてきました。不本意なオムツの使用は、高齢者の生きる意欲を失わせるばかりでなく、行動を制限し生活全般に影を落します。ご本人の立場に立った尊厳あるケアと、求められている快適な生活について一緒に考えてみましょう
講師のプロフィール:
昭和59年、東京高尾看護専門学校卒業の後、上川病院に就職し高齢者医療に携わる。
昭和61年より高齢者の治療に伴う身体抑制の廃止に取組む。
平成14年、上川病院を退職し独立。その後排泄ケアに力を入れ、多くの介護施設で指導にあたっている。
著書…「縛らない看護」医学書院刊
「おむつを減らす看護・介護」医学芸術社刊

 

第153回『いのちを見つめる集い』
12月21日(木曜日)
会場 正覚院 
『表情筋を鍛えて健やかに美しく』
イメージコンサルタント、フェイスストレッチング講師 清水則子 氏
笑顔に自信がありますか。顔が疲れやすくはないですか。鏡を見るたびに、内心「この辺りが以前と違う……」と思うことはありませんか。これらは顔の表情筋の衰えに関係しています。年令に関係なく、筋肉は鍛えられます。コミュニケーションの手段として、また美容上や健康に関わる点でも大切な、表情筋を鍛えていきましょう。
講師のプロフィール:
立教大学文学部心理学科卒業
パーソナルカラー研究所スタジオHOWにて、カラー&イメージコンサルタントとして活動する傍ら、立石かずこの元でフェイスストレッチング・インストラクターの資格を取得し、講師、スタッフとして活動中。

第152回『いのちを見つめる集い』
11月16日(木曜日)
会場 正覚院 
『「駆け込み寺」奮闘記』 日蓮宗僧侶 戸澤宗充(とざわそうじゅう) 尼
鎌倉から室町にかけて発生し、幕末まで存続した「駆け込み寺」。それは「世俗の権力から独立した社会的な避難所」として保障された場所であり、自由を束縛されていた当時の多くの女性たちの救いの場でもあった。家庭内暴力が注目されている現代「駆け込み寺」の果たす役割と実情について語る。
講師のプロフィール:
在家にあった33才のとき、2児を残し夫は急逝。それを縁に信仰に入る。46才で説教師を目指し出家する。子育てを終えた後、天城高原に「駆け込み寺」を設立し、社会の片隅で悩み苦しむ女性たちへ癒しと憩いの場を提供している。

 

第151回『いのちを見つめる集い』
お 話 『看護における・いのち・の受けとめ方』
講 師 上尾中央看護専門学校 第一学科学科長 高橋明美 氏
と き 10月26日(木曜日)
ところ 正覚院
自然破壊が進み、川や海などの水が汚染され、空気が汚染され、野菜や食肉などの食品が汚染されている。大自然の営みの中で、人間の健康だけを考えるという時代ではない。マクロな視野で・いのち・の循環について考えたい。また同じ環境の中でも健康に生きるためには心の有様が大きく影響している。大切な・いのち・を輝かせる方法についてお話ししたい。
講師のプロフィール:
昭和57年、埼玉県立衛生短期大学卒業
昭和58年、同大学地域看護学専攻科終了
昭和58年、済生会川口総合病院・済生会栗橋病院で看護師、看護師長を経験
平成4年、上尾中央看護専門学校に入職し現在に至る
平成18年から聖パウロ国際大学大学院在学中

 

 

第150回『いのちを見つめる集い』
『生老病死における"氣の活用法"』
講師 岡村隆二…NPO法人「氣の活用コム」理事長
と き 9月28日(木曜日)
ところ 正覚院
3年前の「プラス思考の生き方〜氣の活用〜」に続いて、2回目の講演です。"氣"とは生命力です。大自然に充ち満ちている「生命エネルギー」を自分の中に 取り込んで、自身の生命力を最高に高めた状態で"生""老""病""死"の人生万般に活用することを、講義と実技を交えてお伝えし、体得して頂きます。1 年半前に6cmの大腸癌を摘出手術された氏の、まさに「生老病死における"氣の活用法"」の実体験のお話です。
講師のプロフィール:
昭和18年、長崎県の浄土宗寺院の次男として生まれる。
昭和42年、大正大学仏教学部を卒業、英文雑誌「タイムライフ社」に入社。
昭和53年、(株)海外放送センターを創設し社長に就任。10周年記念事業として「氣の研修」を開講し、経団連フォーラムをはじめ、日本IBM・NEC・ 日立・帝人・旭化成・新日鉄など約200社で950回の研修を実施。またスポーツ界では福岡ソフトバンクホークス・旭化成マラソンチーム・新日鉄野球部・ 東レバレーボール部・東海大駅伝チームなどで研修を実施。
他に、山岡鉄舟の流れを汲む「一九会道場」で参禅、中村天風の流れを汲む藤平光一師に師事し心身統一道を学ぶ。

 

第149回『いのちを見つめる集い』
『紙芝居:看病用心鈔〜はなすこと・きくこと・よりそうこと〜』
講師 大崎信久…浄土宗玉手山安福寺副住職 「お寺の出前の会」2号庵々主
と き 8月24日(木曜日)
ところ 正覚院
「お寺の出前の会」は平成12年6月から「病院や福祉施設・お宅など、お声がありましたらお伺いします」と銘打ち、佛教を通した人と人とのふれあいを心が けた活動を2人で続けています。出し物は紙芝居とハーモニカ演奏で一緒に歌を歌っていただきます。のんびりとした時間を共にすごすことが出来ればと思って います。
講師のプロフィール:
昭和46年3月、大阪玉手山(柏原市)に生まれる。
佛教大学文学部仏教学科に入学し「仏教とターミナルケア」に関心を持つ。
研究グループに入れていただき台湾や韓国のホスピスをはじめ、国内の医療・福祉施設見学をする。卒論は『良忠上人の「看病用心鈔」について』。
卒業後1年間、浄土宗大本山金戒光明寺(京都市)にて「教師修練道場」入行。
続いて2年間、佛教大学専攻科佛教看護コースに学びつつ、病院患者さんのもとを訪ねて身の回りのお手伝いや、レクレーションを手伝いながら法話会をさせていただく。
6年前から、志を同じくする仲間と出会い「お寺の出前の会」を主催し現在に至る。
2年前に訪問介護員2級資格を取得するが、あまり活かせていない。
最近はカウンセリングに興味を持ち始め研修中。


第148回『いのちを見つめる集い』は
お 話 『人生のみちしるべ』
講 師 八代 英太…元 郵政大臣
と き 7月27日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)
この世に生を受けて68年。私の人生は波乱に満ちた年月の積み重ねであった。その中でも車椅子という新しい命を賜って、健康なころの福祉無関心人間から、 福祉ひとすじの道を授けられたことは、私の人生の金字塔とも言える。まさに「みちしるべ」を天から賜ったのだ。人間は、生まれ出たことを借りとするなら、 生きることは、その借りを返すことではないかと思っている。まだ私の借りは返しきれていない。福祉の心とは……を皆さんと共に考えたい。
講師のプロフィール:
昭和12年に山梨県の農家の3男として生まれる。昭和38年、山梨放送を退社後上京しタレント活動に入る。テレビの司会者として活躍中、昭和48年に舞 台から転落し、脊髄損傷となり、以後車椅子の生活となるが、昭和52年に参議院選挙に出馬して国会議員となり、28年間の議会活動で日本の福祉を手がけ、 今日の社会福祉の発展に寄与した。平成11年には郵政大臣に就任し、インターネット社会の推進や情報化社会の問題に取組み、東京の自民党会長や党広報本部 長など、議会や党活動に貢献したが、昨年の総選挙で落選し、現在、福祉の語り部として全国行脚し、大学でも教鞭をとっている。


第147回『いのちを見つめる集い』は お 話 『更生にはげむ人たちとのお話』
講 師 高岡 精司 真言宗豊山派勝國寺住職
と き 6月22日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)
私は、ただいま府中刑務所におきまして、教誨師として矯正教育のお手伝いをしています。この刑務所内で懲役刑に服す被収容者(受刑者)たちは、仏教のおしえに触れたことが無い人が殆どです。その点を踏まえますと、現在急増している異常な犯罪の原因のひとつに宗教情操の欠如があると思います。そこで、刑務所内で、更生に励む被収容者にお話ししている内容を中心にして、仏教を礎とした物事の見方・考え方をお話したいと思っています。
講師のプロフィール:
昭和33年、東京世田谷生まれ、48歳。
昭和55年、大正大学文学部哲学科卒
真言宗豊山派布教研究所研究員、総本山長谷寺 特派布教師、府中刑務所教誨師
趣味…旅行、読書


第146回『いのちを見つめる集い』は お 話 『いのちの落語〜この道、行こうよ〜』
講 師 全日本社会人落語協会副会長 樋口強 氏
と き 5月25日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)
がんと出会い、二つ目のいのちが今年で10年。抗がん剤の大きな後遺症を抱えながらも今思うことは「普通のことが普通にできるうれしさ」であり、「支えてくれる家族のありがたさ」、そして「笑いは最高の抗がん剤」。
毎年、がんの仲間と家族を招待し東京深川で「いのちに感謝の落語独演会」を開きます。今秋も全国からがんの仲間が駆けつけます。
講師のプロフィール:
大企業の最前線にいた96年(43才)、悪性度が高く生存率が極めて低い肺小細胞がんに出会い右肺の一部を摘出。自ら強い抗がん剤治療を選択して乗り越え たが、全身のしびれの後遺症は今も続く。01年からは落語を通じて希望と勇気を伝える独演会を毎年続けている。その生き方を多数のメディアが取り上げ、共 感・感動を呼ぶ。現在は執筆活動と共に、患者会や病院を中心に講演活動で全国を回っている。
著書…『いのちの落語』文藝春秋社刊

 

第145回『いのちを見つめる集い』は お 話 『「生命」ってなんだろう?〜高村光太郎の生涯を追って〜』
講 師 文芸評論家、高村光太郎記念会事務局長 北川 太一 氏
と き 4月27日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)
詩 集『智恵子抄』で知られる詩人高村光太郎は、生涯をかけて、その作品や、人間としての生き方に「いのち」とは何かを追い求めた彫刻家でもありました。光太 郎の言葉や、光太郎の出会ったたくさんの先人たち、子規やロダンや様々な仏典、不思議な宗教家新井奥邃などの心に残る言葉を通して、光太郎の生命観の変化 や、最後の思いをお伝えできればと思います。
講師のプロフィール:
大正14年東京生まれ。東京工業大学卒業。晩年の高村光太郎に親しみ、その資料・整理・刊行につとめる。没後2年度の『高村光太郎全集』編集に関わり、 『高村光太郎ノート』『全詩集』『彫刻全作品』『高村光太郎書』など多くの著書・編著がある。光太郎没後間もなく設立された高村光太郎記念会の事務運営に あたり、日本文芸家協会・明治美術学会に属する。


第144回『いのちを見つめる集い』は お 話 『佛教と共に、古跡を訪れて思ふ』
講 師 女流日本画家 安東 路翠 氏

と き 3月23日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分人 は常に、自分を高め、少しでも磨きをかける為に修練の日を重ねるのだと思ひます。心を正し、それを確かめながら生きてゆくのが人間であり、その時、多くの 良き正義の友人を得る事もとても大切だと思ひます。佛教には、安らぎと、人を大切にする温みがあります。その温みの中で、人に対して、社会に対して「誠 慮」を以て、自分のエネルギーをいつもいっぱいに発揮してゆき、清々しい今日を確認しながら、自分の道を進んでゆき度い。出来得る範囲の実施が大切だと、 遺跡への旅で何時も思ひます。
講師のプロフィール:
昭和27年から絵画・書を始め、平成3年から8年までは全日展の理事、審査員を務める。芸術活動は各所での展覧会の他、諸誌への表紙絵・挿絵、古典能の制作協力、寺院の天井画・壁画制作等多彩。また、仏教への造詣も深く、論文を多数発表している。

 

第143回『いのちを見つめる集い』は お 話 『出遭う、場〜BAR〜』
講 師 坊主バー(VOWZBAR)店主 藤岡 善信氏
と き 2月23日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)
皆 さんは「坊主バー」と聞いて、なぜ、お坊さんがお酒を? と驚かれたかもしれません。しかし、お酒でも飲みながら普段着で一人ひとりと語り合える、こんな 空間が「お寺」の持つ顔のひとつなのだと思います。そんな「場」で垣間見る、それぞれの人生。お店でのエピソードを交えながら、自身の歩みと出会い、そし て別れをお話ししたいと思います。
講師のプロフィール:
1976年、岡山県に生れる。駒澤大学卒業。学生時代、ボクシングでオリンピックを目指すが、目の故障を重ね断念。その後、東京仏教学院(築地本願寺内)に学び、浄土真宗本願寺派教師(僧侶)となる。現在、VOWZBAR店主。


第142回『いのちを見つめる集い』は お 話 『新春・縄文笛コンサート』
講 師 縄文笛、ふるーと奏者 縄文笛 毅(じょうもんぶえ つよし)氏

と き 1月26日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

新春のよろこび、春へむかう生命の芽生えを感じつつ、縄文の土笛やフルート、木の実や貝殻を演奏させていただきます。懐かしいメロディーや、詩、語り。まだまだ寒い頃ではありますが、皆様とひと時、あたたかい時を過ごす事ができればと思います。

講師のプロフィール:
昭和42年福岡生れ。視力障害で小・中学校は盲学校に通う。10才からリコーダー、15才からフルートを学び、昭和音大でもフルートを専攻する。3年生の とき一人で旅したインドで熱病に冒され、生死の境をさまよったあげく、全盲となってしまった。その療養中に土笛に出会い製作を始める。現在は模造縄文土器 を「縄文笛」として演奏活動をしている。


第141回『いのちを見つめる集い』

お 話 『受け入れられ、受け入れる〜僕にとってのセクシュアリティー〜』
講 師 NPO法人 動くゲイとレズビアンの会(アカー)柏崎 正雄 氏

と き 12月22日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

同性に惹かれる気持ちを、友達にも家族にも言えずに明るく振舞っていた十代。ゲイであること(同性愛者であること)を伝えることで壊れてしまった家族関係 と自分自身をどうやって受け入れていくかという課題を持ち続けた二十代。自身と他者とのかかわりから、いま前向きに捉えている「受容」について話してみた いと思います。

講師のプロフィール:
小学生の頃にすでに自らの性的指向(ゲイ)に気づき、自分と周りの違和感を肌で感じて生活してきた経験から、現在の同性愛者のためのサポート活動に携わっ ている。きっかけは、18才のときにしたカムアウト(ゲイであることを公言)に対する家族の否定的な反応だった。
動くゲイとレズビアンの会(アカー)にて、同性愛者への直接支援(電話相談、法律相談、STD相談)、国内外の他団体とのネットワーク、ゲイバーでのエイ ズ予防プログラムに携わっている。今年7月に神戸で開催された、第7回アジア太平洋地域エイズ国際会議では、最年少の委員長としてコミュニティの立場から 尽力した。


第140回『いのちを見つめる集い』

お 話 『久遠のいのちに生かされて』
講 師 日蓮宗 常圓寺住職 古河良晧 師

と き 11月24日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

仏典には、釈尊の出家の動悸を四門出遊の伝説によって老・病・死の苦悩を乗り越えるためと説かれている。法華経には生老病死の四苦から逃れられない私たち の存在が示されている。そこで、法華経の教えを通して、仏陀釈尊に見守られている私たちのいのちを考えてみることにしたい。

講師のプロフィール:
日蓮宗常圓寺住職をつとめる傍ら、日蓮宗ビハーラ・ネットワーク(終末期の患者さんに拘わっている僧侶のグループ)の世話人副代表、日蓮宗新聞論説委員、保護司をつとめている。


第139回『いのちを見つめる集い』

お 話 『ことばの壁を越えて』
講 師 主婦 中川 紀子 氏 (なかがわのりこ)

と き 10月27日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

学生時代に英語を10年間も学んできたのに話せなかった私が、母語を獲得していく自然なプロセスに習い、いつの間にかいろいろな言葉〈多言語〉を話せるよ うになりました。同時に、世界中のさまざまな人々と触れ合う機会を得てきました。新たな出合いの度に、新しい自分自身に出会える喜びを感じています。人間 にとってのことばの大切さと、尽きることのない可能性についてお話できたらと思います

。講師のプロフィール:
1947年、東京生まれ。現在、東京都多摩市に在住。家族は、夫57才、姑89才、双子の息子31才(1人は昨年結婚)、娘24才の6人。
現在、多摩市と府中市で多言語のサークル活動を主宰している。ホームステイで世界各国へ行き、1990年フランス・リオンで開催されたジャパン・フェス ティバル、2004年、ハワイ・ホノルル・フェスティバル等にも参加。また、自宅に30ヵ国以上の国々からのゲストをホームステイで受け入れ、家族の一員 としての生活を共に楽しんでいる。


第138回『いのちを見つめる集い』

お 話 『笑いと健康』
講 師 筑波大学大学院人間総合科学研究科助教授 林 啓子 氏
と き 9月15日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

生活習慣病に関する最近の動向と、生活習慣を改めることが予防につながることを説明します。また、笑いが健康につながるメカニズムを説明し、特に糖尿病患者の血糖値に関する実験データを紹介します。
後半は、「笑み筋体操」や「人とのコミュニケーション」を通して笑いを自然に誘発させることで、皆さんに癒しの本質を味わっていただきます。お寺は人々 の癒しの場であり、寺に訪れて、皆さまと共に生活習慣病に対する健康意識の向上につとめられることは有意義なことです。この講演が毎日の生活習慣を振り返 る機会となれば幸です。

講師のプロフィール:
1976年千葉大学を卒業後、筑波大学付属病院看護部に就職。その後埼玉県立小児医療センターを含め臨床看護実践はのべ14年。大阪府立看護短大、埼玉県立衛生短大、筑波大学医療技術短大にて看護教育に延べ11年従事する。
筑波大学大学院にて体育学修士、医学博士を取得。所属学会は日本糖尿病教育・看護学会(評議員)、日本糖尿病学会、日本笑い学会、日本看護科学学会など。
現在は筑波大学大学院人間総合科学研究科看護科学系助教授。
専門領域は成人看護学(慢性期・糖尿病)。


第137回『いのちを見つめる集い』

お 話 『病院勤務で得たこと。また、生きるとは何か?』
講 師 看護師、健康管理士 井熊明美 氏
と き 8月25日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

病院では様々な人の死を目の当たりにし、いろいろ考えてきたことがあります。家族のことや、自分にとって大切な人のこと、自分はどう死んでいくのだろう……。死とは? 生きるとは?
答えは出ないながらも、よりよく死んでいくためにもどう生きていけばよいのか、私が経験して感じ、自分なりに考えたことを病院の実態を含めながらお話したいと思います。

講師のプロフィール:
出身は新潟県で、看護師になるため上京し、看護師として10年間大学病院で勤務。その後、友人からサプリメントを教えてもらったことをきっかけに、人間の健康を守る栄養の勉強をし、予防医学の大切さを改めて知る。
現在は、中規模の病院で働きつつ、いろんな方が病気の予防に役立てられるよう携わっている。


第136回『いのちを見つめる集い』

お 話 『自らを調える』
講 師 仏教テレフォン相談員、臨済宗圓光寺副住職 掘見洋明 氏
と き 7月28日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

あなたは調っていますか? 臨済宗の教えは、身体を調え、呼吸を調え、心を調える、というように自分を調えていきます。今回は特に、身体を調えることを中 心に、簡単な実技も入れ、体験をしながら一緒に調えていきましょう。そして少しずつ日々の生活の中で感じるストレスを小さくしていきましょう。

講師のプロフィール:
昭和35年生れ。
臨済宗妙心寺派圓光寺の副住職を努める傍ら、仏教情報センターのテレフォン相談員として活躍している。


第135回『いのちを見つめる集い』

お 話 『あなたも大切、私も大切、関係も大切』
講 師 親業訓練協会インストラクター 佐野京子 氏
と き 6月23日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

日 々の生活の中で、大切な人とわかりあえ、穏やかな関係が築けているとうれしいですね。それなのに、ちょっとした一言から感情が高ぶったり、傷つけあったり して、思いとうらはらにうまくいかなくなって悩む事もあります。心の通いあう関係作りに役立つ具体的な対応の方法をお伝えしながら、あなたも私も大切にし た生き方について、ご一緒に考えていければ、と思っています。

講師のプロフィール:
OL生活後、結婚し、専業主婦として二児の子育てに悩んでいるとき、親業の学習に出会う。
1987年、親業訓練インストラクターの資格を取得し、親業普及活動を始める。その後更に親業訓練パート・講座、上級講座、自己実現のための人間関係講 座のインストラクターの資格を取得。各地での講演、講座を通して多くの方々と共に学び、よりよい人間関係作りに尽している。また、ベルセミナー(名作を扱 う文学療法)のリーダーとしても活動している。
2000年度は東京都内の中学校に、心の相談員として勤務した。2003年より、ある私企業の「家族問題相談室」の相談員として相談業務を行っている。


第134回『いのちを見つめる集い』

お 話 『私とボランティア』
講 師 子ども感動コミュニティ代表 木村芙紗子 氏
と き 5月26日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院←今回より替わりました(地図)
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

人様のお世話を受ける年齢になってもボランティア活動を続けているのはなぜか。その原点は戦後ハルピンから引揚げてこられたことにあるようです。
さらに平成10年16年と二度に亘る大腸ガンに冒されても回復できたことによるものだと思います。多くの方から恩恵を受けていますので命のある限り、できる範囲で活動を進めていきたいと考えています。

講師のプロフィール:
旧満州ハルピン生れ
弘前大学卒業の後、青森県内の小学校・中学校・高等学校の教諭、青森県社会教育課主事を務める。
文部省社会教育局婦人教育課専門職員、立正大学・青山学院大学・熊谷市医師会高等看護学校などの講師も務めている。


第133回『いのちを見つめる集い』

お 話 『いのちとは〜中国の五命思想〜』
講 師 浄土宗念佛院住職 中野隆英 氏
と き 4月28日(木曜日)午後1時30分〜4時30分
ところ 正覚院←今回より替わりました(地図)
語り合い 2時30分〜4時30分
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

「いのち」とは一体何でしょうか。「いのち」という字は命令の「命」と 同じです。
なぜでしょう。人は誰でも5つの命令(五命生命・寿命・ 運命・天命・使命)を受けてこの世にやってきます。私たちはその五命を 正しく果しているでしょうか。

講師のプロフィール: 昭和29年生れ
大正大学仏教学部卒業
総本山知恩院常任布教師
大本山増上寺布教師


第132回『いのちを見つめる集い』は
お 話
『別 れのこころ』
講 師  随筆家 江原通子(えはらゆきこ)
と き  平成17年3月24日(木) 午後1時半〜4時半
ところ  定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12
語り合い  2時半〜4時半
私 自身、85才の春を迎えて、「死に際のこころ」ということを日々に思います。と同時に、それをとりまく「周囲のこころ」ということも考えます。私は何でも 大事なことは、お釈迦さまからお答えをいただくのが常ですので、この問題にもお釈迦さまがくださった金言をお伝えしたいと思います。

講師のプロフィール: 1920年、東京に生れる。文芸春秋社 社友 東洋大学文学部修士課程 インド哲学専攻 大日本茶道学会教授 日本テーラワーダ仏教協会 会員

 

第131回『いのちを見つめる集い』は
お 話
『ヘルパーの目から見た介護利用者たちの素顔』

講 師
医療生活協同組合「養生会」(ようせいかい)元・理事 中嶋 廣子 氏 (なかじま ひろこ)

と き
平成17年2月24日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

最近、子育てを終えてヘルパーになりたいという方が増えています。そこで、ヘルパーの資格をとるには? ヘルパーの仕事って何? ヘルパーの仕事を通 して感動したこと、困難な事態をどう切り抜けるか、ヘルパーの仕事ってやっぱり素晴らしい、といったことをお話しします。

講師のプロフィール:
調理師免許、1級ヘルパー免許を持ちヘルパー歴7年。 他に「ぞうりむし工房」の主宰。 ヘルパーの合間に古い布で草履を作っているが、これは作る動作が健康に良く、履いて気持ち良く、古い布が生かされ、外反母趾の予防になる利点があります

第130回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『航空機事故から学ぶ人間の生き方』

講 師
東洋英和女学院大学死生学研究所研究員、元 日本航空社員 錦織 葆 (にしごり ほう) 氏

と き
平成17年1月27日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

1985年8月の日航機御巣鷹の尾根墜落事故(死者520名、生存者4名)では、遺体の状況は悲惨を極め、またご遺族の一生は一転しました。そのような中で乗客、乗員、ご遺族、身元確認担当などの関係者いずれも夫々の役割を立派に果 たされ、その姿は感動的でさえありました。ご遺族の世話役を務めた体験を含め、この事故を回顧してみたいと存じます。

講師のプロフィール: 1961年慶應義塾大学法学部卒業、直ちに日本航空に入社、定年まで勤務。
66年モントリオールのマギル大学空法宇宙法研究所大学院修士課程修了。
90年から首都圏のホスピスでボランティア活動。
傍ら「東京・生と死を考える会」「日本死の臨床研究会」など10を超える死生学関連の研究会、勉強会の会員。
編著書に「死にゆく人と看護〜死があるから優しくなれる」、谷荘吉医師との共著で「日本のホスピスQ&A」、同「最新ホスピスQ&A100」がある。

第129回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『ホスピスって何だろう』〜『「花の谷」の人びと』、そして『物語としての痴呆ケア』を執筆して〜

講 師
ノンフィクションライター 土本亜理子(つちもと ありこ) 氏

と き
平成16年12月16日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

房総半島南端にホスピスのある診療所「花の谷クリニック」を立ち上げ た女性院長と、そこで生き、そこから旅立った人の物語『「花の谷」の 人びと』。そして末期がんを宣告されながら独自の痴呆ケア論を語り続 ける医師との共著書『物語としての痴呆ケア』、この2冊の本作りの中 で考えた「ホスピスとは何か」をお話しします。

講師のプロフィール:
1957年東京生まれ。出版社勤務、雑誌記者を経てフリーのノンフィクションライターに。 医療や福祉の担い手と、患者や家族ら受け手の橋渡し役を課題に活動中。
主著は『30代で子どもを産みたくなったら』青春出版社、
『ポジティブバース』文香社、
『純粋失読 書けるのに読めない』三輪書店、
『「花の谷」の人びと 海辺の町のホスピスのある診療所から』シービーアール、
『物語としての痴呆ケア』(小沢勲氏と共著)三輪書店など。

第128回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『いのちはすごい!』

講 師
写真家、映画監督 本橋 成一 氏

と き
平成16年11月25日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

チェルノブイリ原発事故被災地に「百年の泉」と呼ばれる泉がある。大地に降り注いだ雨が百年の歳月をかけて再び地表に湧き、その水だけは放射能に汚染され ていないという。そこには政府の移住勧告には応じず住み続ける老人達がいる。彼らは「儂らは水を借りて生きている。いのちを終えたらそれを大地にお返しす るんだよ。だから村を出たくないのさ」と言う。

講師のプロフィール:東京生まれ。‘63年自由学園卒業。
‘68年写真集『炭鉱(ヤマ)』で太陽賞授賞。以後、サーカス・上野駅・築地魚河岸・大衆芸能など、市井の人々の生き様に惹かれ写 真に撮り続ける。
‘91年から原発事故被災地ベラルーシに通 い始め、‘98年写真展『ナージャの村』で土門拳賞授賞。映画『ナージャの村』も監督し、国内外で高い評価を得る。
‘02年被災地を舞台にした2作目映画『アレクセイと泉』はベルリン国際映画祭他で多数の賞を授けられる。 最新の写真集『生命の旋律〜本橋成一が撮る人間の生き様集〜』(毎日新聞社)

第127回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『心と身体の栄養学〜食事が及ぼす心と身体への影響〜』

講 師
東京逓信病院栄養管理室係長 川久保 三郎 氏

と き
平成16年10月28日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

昔の病院給食は、早くて・まずくて・冷たい食事との三大悪評を皆 さまからいただいておりましたが、今は、患者さまに喜ばれる食事づ くりを目指して、何処の病院もがんばっております。
当院における、努力の変遷をお話し、東京逓信病院の食事が他の病 院に比べ、とても良いという評価を得てきたことを、セレクトメニュ ー、富士見弁当、祝膳、適温適時等の事例を踏まえてお話いたします。

講師のプロフィール: 昭和21年生まれ。
昭和42年、東京農業大学短期大学栄養科卒業 同年、
東京逓信病院に勤務 医事課栄養係長を経て栄養管理室係長として現在に至る
また、平成11年には栄養改善知事賞・個人賞を授賞

第126回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『呼吸と喉頭原音の力について』

講 師
声楽家(ヴォイス・トレーナー)大本 恭敬 氏 オオモトタカヒロ

と き
平成16年9月30日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

話のテーマ:『呼吸と喉頭原音の力について』
今、この瞬間にも、世界中で新しい生命が誕生しています。力強くて元気な産声は、男の子女の子に関係なく、そのすべてが、ドレミの音階でいうところの「ラ」の音に限りなく近いといわれております。
この声の力には、呼吸が大きな影響力を持っており、この連携プレイを大事にすることによって、今日一日が、いい日となるのです。

講師のプロフィール:
昭和10年生まれ。昭和29年歌手デビュー。
昭和39年ヴォイス・トレーナーズ・アカデミーを設立。以来、多数の歌手のヴォイストレーニングを手掛ける。また、音楽療法士として、各地の養護施設や重複障害者施設「東京光の家」などで20年間にわたりボランティア活動を続けている。

第125回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『膵臓がんの父を看取って』

講 師
支えあう会「α」世話人 野田真由美 氏

と き
平成16年8月26日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

1999年、父が膵臓がんに冒されていることがわかりました。余命3ヶ月の診断でした。告知はせずできるだけ自宅で過ごすことを選択し、父と共に必死に過ごした11ヶ月を振り返りながら、父が生ききってみせてくれたことから学んだことや、ホスピスや緩和ケアについて私が考えていることをお話したいと思います。

講師のプロフィール: 1957年 熊本生まれ
2001年より 支えあう会「α」世話人
支えあう会「α」とは、がん体験者、家族、或いはその周囲の人々 が、語り合い、分かち合い、学び合う会です。

第124回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『我が人生』

講 師
俳優 佐藤 蛾次郎

と き
平成16年7月22日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

映画『男はつらいよ』に欠かせないキャラクター、柴又帝釈天の寺男・源ちゃんの登場です。常に存在感のある脇役として、出演した映画は数知れず。他にも舞台、ドラマ、レポーターと多方面 で活躍し、さらには蛾次郎流生き方を語ったエッセイ集『あの人の話』まで執筆するというマルチ人間。芸能界に入ったきっかけや寅さんの思い出などを聞かせて下さるそうです。

講師のプロフィール:
昭和19年、大阪生まれ。

第123回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『ファミリーハウスとお魚の家』

講 師
NPO法人 ファミリーハウス理事、魚籃寺住職 山田智之 氏

と き
平成16年6月24日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

「ファミリーハウス」(小児がんなどの子どもと家族に滞在施設を提供するNPO法人)の必要性と出来上がるまでの話。そして、それに「お魚の家」がどうかかわって出来たか。その理念とするもの。魚籃寺檀信徒とボランティアの人たちの関わりとその必要性。それらを通 して、佛教的観点から見た慈悲の実践的行為、また、人間としてのあり方を考えて見る。

講師のプロフィール:
昭和19年生まれ。41年東洋大学福祉学科卒業。46年まで会社勤務を経験。50年に魚籃寺住職を拝命。同時に魚籃幼稚園園長に就任。58年に「お魚の家」をオープン。
平成13年に「お魚の家」をリニューアルオープンし、現在に至る。

第122回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『宮沢賢治 慈しむまなざし』

講 師
宮沢賢治研究会顧問 佐藤栄二 氏

と き
平成16年5月20日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

宮 沢賢治は18歳のとき法華経に出会って深く感動、生きとし生けるものの深いつながりに目を開かれます。そして、人間もそうした生き物の一部に過ぎず、周り の存在によって生かされていることに優しい目を注ぎ、それを童話や詩に残しました。当日はそうした作品のいくつかを朗読や歌唱によって鑑賞したり、彼の死 生観を大づかみにご紹介できれば幸いです。

講師のプロフィール:
昭和12年福島市生 まれ。19歳の冬、帰省中にふと手にした宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴーシュ』に感動して以来、人を温かく包み込む賢治の世界にのめりこんで45年余に。 昭和58年より宮沢賢治研究会会長。平成12年より同会顧問。平成9年、銀行の定年退職を機に自宅で開いた「路傍舎」でも、定期的に賢治を中心とした勉強 会を継続中。

第121回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『医療事件からみた死』

講 師
弁護士、法学博士、昭和大学医学部客員教授 平沼高明 氏

と き
平成16年4月22日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

医療事件を通じて思うのは、現代医学と死の問題である。近代医学は生かすという絶対的基準により研究を続けた結果 、生命維持装置をはずさないと死なない、いわゆる脳死の問題が発生した。医師教育において、宗教哲学がなおざりにされて技術教育に偏重していることも問題点である。死亡した場合の紛争にも死に対する医師の考え方が反映している。

講師のプロフィール:
昭和36年から弁護士一筋。主に損害賠償事件を扱う。最近は専門家責任が専門。なかでも医師の賠償責任を専門としている。 昭和36年から弁護士一筋。主に損害賠償事件を扱う。最近は専門家責任が専門。なかでも医師の賠償責任を専門としている。

第120回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『心をつなぐうたの花束〜音楽を通したいやしについて〜』

講 師
立正大学経済学部教授、国際音楽教育学会会員、日本合唱指揮者協会会員 磯貝 静江 氏(イソガイシズエ)

と き
平成16年3月25日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

近 年、私達の周りにはヒーリング音楽という言葉が流行始めています。それは世の中がすさみ、何か心のいやしになるものを求めている結果 、そのような音楽が台頭してきたのです。私は音楽はもともと人間のために、私達の人生をよりよいものにするために存在し、真の音楽性は人間のために役立つ 音楽なのではないかと考えています。当日は皆様と共に、なぜ音楽が私共人間にとって必要なのかを考え実践していこうと思っております。

講師のプロフィール:
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業後、ドイツおよびイギリスにおいて研鑽を積まれた。
その活動は多岐に亘り、演奏活動はコンサートシンガーとしてロンドンを拠点に日本、ヨーロッパ諸国、アメリカ、中国等で200回を越すリサイタルを開き、テレビ・ラジオ等にも出演されている。
近 年は、世界平和を願うコンサートの企画・構成・出演等をし、立正大学ブンダリーカ(声明を中心としたコーラスサークル)顧問として「ワールド・ピース・ツ アー」の指揮をとりながら、ハワイ大学、ニューヨーク国連本部、ハーバード大学、シェーンブルン宮殿、サンピエトロ大聖堂(ローマ法皇の御前)等で演奏。
声楽教育は、日本人としては初めてフランスのアルクにおいて演奏家養成のためのマスタークラスの教授として8年間勤められた。また、SIS(Shizue Isogai System)を主宰し、若手の優秀な歌手の養成にもあたられている。

第119回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『生かされて ありがたや』

講 師
高野山真言宗 永代寺副住職 前田 友義 氏(マエダユウギ)

と き
平成16年2月26日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

本 厄の一年も無事(?)に乗り越え、後厄に突入! でも振り返ってみれば厄年でなくてもつらい事はたくさんあったし、厄年でも楽しい事はたくさんあった。何 はともあれ、この世に生まれて今まで生きてこられた。生かして頂いた当日は御詠歌をお唱えしながら、来て頂いた方々も自分自身も、良かったと思えるひとと きに。……なればイイナ。

講師のプロフィール:
昭和37年3月10日生まれの魚座で血液型はO
飽きっぽい性格のため、何をやっても長続きせず、特に記すものは無

第118回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『癒しの医療を求めて』

講 師
上尾中央看護専門学校第一学科学科長 高橋明美氏

と き
平成16年1月22日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

最 新医療を行う病院の中で、「何か違う」という感じを抱き続けていました。病気を治すということは、患部を切ったり、薬で叩いたりすることだけではないとい う考えのもとに、看護学校で「心と身体の癒し」という科目を開設しました。そして末期がんと告知されて生還した身近な例から、自然治癒力を高める方法につ いてお話したいと思います。

講師のプロフィール:

昭和57年埼玉県立衛生短期大学卒業
昭和58年同大学地域看護学専攻科終了
昭和58年から済生会川口総合病院、済生会栗橋病院で看護師、看護 師長を経験
平成4年から上尾中央看護専門学校にて教職となり現在に至る

第117回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『死を生きる希望〜末期がん患者と仏教者の交流から〜』

講 師
大正大学講師&浄土宗僧侶 佐藤雅彦氏

と き
平成15年12月18日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

「欧 米の病院にはチャペルがあってチャプレンがいるのに、仏教のお坊さんは、葬式や法事など人が死んでからが専門で、一番苦しんでいる病気のときには助けてく れない」こういう批判を受けて久しい歳月が経ちました。本当にそうでしょうか? 末期がん患者のベッドサイドを訪問する「心のケア・ボランティア」の体験 から、学ばせていただいた「死を生きる希望」や死によって育まれていくいのちについてお話してみたいと思います。

講師のプロフィール:1958年、東京に生まれる。
17歳の時、伯父が住職をする文京区の浄土宗・浄心寺に弟子入りする。
大正大学仏教学部卒業、同大学院博士課程修了後、大正大学綜合仏教研 究所研究員を経て、92年より2年間、米国ワシントンDC、ジョージタウ ン大学ケネディ倫理研究所に客員研究員として留学。静岡県立大学短期 大学部講師などを経て、現職。
専攻は生命倫理、応用仏教学。
共著に「ささえあいの人間学」(法蔵館)、「いのちを看取る」(春秋 社)等がある。

 

第116回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『生きる力を支え励ます〜学ぶ楽しさ素晴らしさ〜』

講 師
元 夜間中学校教師 見城慶和氏(けんじょう よしかず)

と き
平成15年11月27日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

私は夜間中学校教師生活42年間の中で、多くの人と出会ってきました。どの人も学ぶべき時に学べなかった重いドラマを抱えています。その人たちが夜間中学 校でどんな学びの喜びを味わい、それをどう生きる力にしていったかを、作文などを紹介しながらお話したいと思っております。

講師のプロフィール
昭和12年生まれ。東京学芸大学卒。昭和42年から都内の公立中学校夜間部に勤務。
長年の実績が評価され、平成11年に吉川英治文化 賞受賞。山田洋次監督の映画『学校』(第1作)のモデル。

著書:『夜間中学校の青春』大月書房

 

第115回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『介護保険による訪問介護について』

講 師
加藤介護サービス代表、ケアマネージャー 加藤 順子 氏(カトウ ジュンコ)

と き
平成15年10月23日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

平成12年4月より介護保険がスタートしました。お年寄りの世話は永い間、嫁や娘の仕事とされてきました。3年間の介護保険事業を通 して、お年寄りの介護はどのように変化したか。また、これからの介護はどうあるべきか。ご一緒に考えてみたいと思います。

講師のプロフィール
昭和22年生まれ。
平成10年、加藤介護サービス設立
平成11年、ヘルパー2級資格取得
平成13年、介護支援専門員(ケアマネージャー)となる

第114回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『言葉の花束』

講 師
比護生活デザイン事務所代表/ウエルネスディレクター 比護 隆一 氏(ヒゴ リュウイチ)

と き
平成15年9月25日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

これまで"人の心"にスポットをあてて、スポーツの指導や地域社会で子供たちの育成活動をして参りました。前向きで、明るく楽しい人生を創造するためのヒント……、たくさんの方々との出会いの中で教えていただいたことを『言葉の花束』としてご紹介させていただきます。

講師のプロフィール
1949年生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。 日本赤十字社救急法指導員をはじめ水泳や自転車競技の指導員および 審判員等々、様々な資格をもち子供たちの育成に携わってきた。 「夢と遊びの学校」の校長、喘息児水泳教室計画策定委員なども務め ている。

第113回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『還(かえ)りのいのちに寄りそって〜老親を介護・看取り・見送るということ〜』

講 師
評論家 米沢 慧 氏(ヨネザワ ケイ)

と き
平成15年8月28日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

「還りのいのち」とは老いを生きる姿、死を受けとめていく終末期のステージを指しています。そして「還りのいのちに寄りそう」とは介護・看取り・見送る家族の支えるかたちを指しています。講演では寝たきりの義父母に寄り添ってきた12年の家族体験を通 して知った「いのち」のかがやきについてお話できたらとおもっています。

講師のプロフィール
1942年、島根県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。高齢社会の家族観を模索する 「ファミリー・トライアングルの会」や、生命を考える看護・医療ゼミにも積極 的に取り組んでいる。
主な著書:『「幸せに死ぬ」ということ』洋泉社
『「還りのいのち」を支える』主婦の友社
『ファミリー・トライアングル』春秋社 (共著)
『いのちに寄りそって』オフィスエム (共著)
『ホスピス宣言』春秋社 (共著)

第112回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『地域で生活する精神障害者』

講 師
精神障害者通所授産施設「社会就労センターパイ焼き窯」施設長 精神保健福祉士 西谷 久美子 氏

と き
平成15年7月24日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

世界中の人々の2人に1人が、人生のいずれかのときに精神病を患うという統計が出ています。にもかかわらず、精神障害者は恐ろしい人々だという意識が、まだまだ世の中にはあるようです。
「障害があっても、ごく普通に、ありのままの自分で生きていきたい」「地域社会の人々と共に自立生活を営む自分を取り戻したい」という人々のことを、お伝えしたいと思います。

講師のプロフィール
大学卒業後、民間企業に就職したが、企業の中で働くことに疑問を感じ、福祉の世界へ進むことに。品川区立児童館で学童保育職員として14年間勤務したが、体調を崩して退職。
1991年、世田谷区内の精神障害者共同作業所に就職
1994年、パイ焼き窯を創設
1997年、支援者と共にパイ焼き茶房を創設
2002年、支援者と共に「社会福祉法人はる」並びに「社会就労センターパイ焼き窯」を創設

第111回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『心に支えられて〜明日は我が身〜』

講 師
癌チャリティーパーティー・セミナー代表 加東祥子(カトウサチコ)氏(故 芸能評論家・加東康一氏の妻)

と き
平成15年6月26日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12←今回より替わりました

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

主人と共に舌癌と知り、歩きました二人三脚の463日、多くの人々の心に支えられて最後までたどりつく事が出来たのです。 今、末期癌というものは、決定的な医学的方法がありません。その中で、最終的に、人間は、心がいかに大切なものであるかを知りました。体験をとおし、その事を中心にお話しさせていただければ幸いと存じます。

講師のプロフィール
本 名・加藤祥子。10代は子役として映画、雑誌に出演。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、歌手を経て芸能評論家加東康一と結婚、専業主婦となる。夫亡き後、 テレビ番組で人生相談のカウンセラーを努める傍ら、癌チャリティーパーティー・セミナー代表として医療問題番組、病院、学会、その他全国での講演活動に携 わっている。
著書「失われた声」テレビ朝日出版、「ガンと闘う勇気」主婦と生活社、「愛を込めて〜ガン病棟からの報告」主婦と生活社

第110回『いのちを見つめる集い』は

お 話
『プラス思考の生き方〜氣の活用〜』

講 師
NPO法人・氣の活用コム理事長 岡村隆二 氏

と き
平成15年5月22日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12←今回より替わりました

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

私達の日常生活の中には「元気・勇気・気が付く・気にかかる…」など、気に関する言葉が非常に多い。また「病をしても病気をするな」と言うように、身体の故障すなわち病は一時的に仕方のない事ですが、気まで病むと弱気になり、生命力を衰えさせ、治る病も長引かせてしまう。
「身に病ありといえども、心必ずしも病まず」という気概が必要です。この『氣』とは一体何でしょうか!実技を交えてお話いたします。

講師のプロフィール
昭和18年浄土宗寺院の次男として生まれる。
大正大学仏教学部卒業後タイム・ライフ社に勤務。昭和53年にはM海外放送センターを創設、代表取締役社長に就任。創立10周年記念事業として「氣の研修」を開講。
経団連フォーラムをはじめ、大手企業約200社で950回の研修を実施。各スポーツ界でも研修を実施。
平成13年9月にNPO法人・氣の活用コムを創設。
浄土宗僧籍を持ち、中村天風師の流れをくむ心身統一道を学び、埼玉 県・平林寺にも参禅し修行を積んだ。

第109回『いのちを見つめる集い』は お 話
『精神発達障害児と共に歩んで〜子ども達を通して教えられたこと〜』

講 師
(社)精神発達障害指導教育協会(発達協会)副理事 石井 葉 氏 イシイヨウ 氏 

と き
平成15年4月24日(木) 午後1時半〜4時半

ところ
定泉寺(じょうせんじ) 文京区本駒込1−7−12←今回より替わりました

語り合い
2時半〜4時半

参加費
500円(当センターの会員の方は無料)

 

精神発達につまずきを持つ子ども達、そしてその親ごさん達と、いつの間にか40年近くの年月を歩いてきました。この年月の中で、人の能力の無限さ、発達障害についての誤った認識、・人間らしく生きる・というのはどういうことか、など多くのことを教えられました。それ等について少しでもお話できたら、と思っています。

講師のプロフィール
1964年、式場病院にて「自閉症児」と初めて出会う。その後、東大病院精神神経科内でデイ・ケアを開始。1976年に仲間5人と親達15名と一緒に『さざんかの会』を始める。1982年には東京都より「社団法人」として認可され、現在の名称となった。現在は非常勤となり、主として親ごさん達の相談を受けている。

第108回『いのちを見つめる集い』は お 話 『大切な人を亡くす』
講 師 NPO法人 生と死を考える会 副理事長 杉本脩子(すぎもとなおこ)氏 
と き 平成15年3月27日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

身近な人を亡くすということは、とてつもない大きな衝撃です。悲しみや嘆き、孤独感、無力感、後悔などさまざまな感情の波におそわれ、心身のバランスを崩しがちです。同時に、大切な人がいない状況で生き続けるために「生き方の組立直し」の作業がありますが、これは感情面 だけでなく生きることの意味や目的など本質的なことが深くかかわっていると思います。
孤立しがちな遺族のサポートに少しずつ社会の関心が寄せられるようになってきました。自らの体験とサポート活動を通 して感じていることをお話ししたいと思います。

講師のプロフィール
東京都出身。武蔵野音楽大学器楽科を経てスイス・ジュネーブ音楽院卒業。ピアニストとして室内楽を中心に演奏活動を行っていたが、1984年に夫を肝臓がんで亡くしたことがきっかけで「生と死を考える会」に参加、現在同会副理事長。

第107回『いのちを見つめる集い』は お 話 『釈尊が説示された病と死について〜不安の解決と解消〜』
講 師 曹洞宗総合研究センター所長 奈良康明(なら こうめい) 師 
と き 平成15年2月27日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

病気や死にどう対処したらいいのか。インドの原始仏典には釈尊や弟子たちの種々な教えがある。功徳、功徳の廻施、臨終正念など、不安を「解消」する方法も、又、自分の置かれた現状を直視し、前向きに生きることによって不安を「解決」する道も説かれている。種々の例を引用しながら、古代インド人の病気と死についての受用と対応を考えてみたい。

講師のプロフィール
昭和4年生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。同大学院修士課程を経て、カルカッタ大学比較原語学科博士課程留学。
元・駒沢大学学長、駒沢大学名誉教授、曹洞宗総合研究センター所長、文学博士。
専門はインド宗教文化史で、インドの宗教、特に仏教を「文化」として捉え、社会に現実に機能している様相を明めることに関心がある。
主な著書、論文: 『仏教史・〜インド・東南アジア』『釈尊との対話』『仏教と人間〜主体的アプローチ』『まん中が中道か』『観音経講義』『般 若心経講義』『原始仏典の世界』『仏教と環境倫理〜試論』など。

第105回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「心と健康」
講 師 湘南東部総合病院 診療部長・副院長 中條能正(ちゅうじょう よしまさ)氏 
と き 平成14年12月19日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

佛教用語に色心不二という言葉があります。昔から「病は気から」という言葉があります。「病気」と「生き方」ということが関係しているという事が、世界的にも研究され始めています。病気を診ていく時に、その拝啓に「生き方」が絡んできます。その「生き方」を見ていった時に病気を捉える視点が変わって、直す方向性も見えてきます。

講師のプロフィール
昭和42年 日本医科大学を卒業
昭和50年 栃木県・県南総合病院外科部長就任
昭和51年 日本医科大学胸部外科学教室医局長に就任
同年 日本医科大学胸部外科学教室講師に就任
昭和57年 岸病院副院長に就任
平成14年 神奈川県茅ヶ崎市の 湘南東部総合病院 診療部長兼副院長に就任、日本胸部外科学会の指導医としても活躍している。

団体歴 日本胸部外科学会評議委員、日本小児外科学会評議委員、論文査読委員、日本臨床外科学会評議委員を歴任。
現在、日本胸部外科学会指導医、労働衛生コンサルタント、日本医師会スポーツ健康医

第104回『いのちを見つめる集い』は お 話 「やってみなければ分からない」
講 師 元学校の先生、学校教育評論家 遠藤知見氏 
と き 平成14年11月28日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

障害のために言葉が話せない、麻痺のために文字も書けない人たちが、自分の意思を伝えたいために、電動タイプライター、ワープロやパソコンを使うことのできるまで、機器の開発やお手伝いをしてきました。障害をもつ方が、私には、とても出来ないと思っていたことが、やれば出来たという経験をお話ししたい。

講師のプロフィール
昭和5年生まれ。都立ろう学校、肢体不自由養護学校などで教諭を務め、都の教育委員会では心身障害教育指導行政に携わる。
区立小学校校長の後、都立病弱養護学校校長を経て定年退職。
その後は保護司、障害児の就学相談などをして、現在は教育評論を行っている。
また、昭和43年頃より、言葉の不自由な方の電動タイプライター、ワープロやパソコンの講習会を全国各地で実施してきた。

第103回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「誰もが人生わずか5メートル」
講 師 橘高 智光 師氏……日蓮宗・蓮華寺住職 
と き 平成14年10月31(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

過ぎにしことを悲しまず 来たらぬことにあこがれず
今あることに身をもてば その顔色やほがらかなり
私達の生き方は九十才百才まで生きることがすばらしい生き方ではない。 一日一日を大切に有意義に生きることこそ真の健康なる生き方ではない でしょうか。すべての物に報恩感謝の毎日を過ごす精進をしよう。

講師のプロフィール
日蓮宗・蓮華寺(文京区)住職 仏教情報センターテレフォン相談員

第102回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「夢を追いかけて50年」
講 師 久保 晶(クボアキラ)氏……俳優
と き 平成14年9月26(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

お釈迦様のお弟子に槃特 ハンドク という方がいらっしゃったそうです。広辞苑に依りますと『愚鈍な人』とあります。愚鈍な槃特さんは唯一掃除が得意でした。ある日、お釈迦様の代理でお説教に出かけ、掃除の話から始まったお説教がすばらしかったとか。私もこの槃特さんに習って、愚鈍にも50年になる俳優生活のアレコレをご披露して皆さんに楽しんで頂ければと思っております。

講師のプロフィール
1953年から俳優生活50年。舞台、映画、テレビ、ラジオ、 ビデオ、とジャンルを選ばずに活躍している。68才。

第101回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「お大師様のお心配り」
講 師 林 永照(林 いつ子)氏 高野山真言宗権教師
と き 平成14年8月22(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

最初の癌から20年、3度目の癌から7年経ち65歳になって「もう いつでもいい、弘法大師様の許へ行かれるのだ」と浮き立っていました ら、お大師様から「待った」がかかりました。そのお使いとして来たの は、一匹の猫だったのです。・この儘で終わる筈なし人生はまだ何かあ る良くも悪くも・と詠んだ矢先のことでした。

講師のプロフィール
1934年東京生まれ。3度の癌を経て、平成8年、高野山真言宗本山に於いて得度。僧名 永照。
平成9年、権教師研修を終了。

第100回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「がんとは何か、もう一度冷静に考え直してみましょう」
講 師 矢野間 俊介氏 神奈川県立がんセンター臨床研究所主任研究員
と き 平成14年7月25(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

「がん」とは私達自身の生体を構成する細胞が、一定の規則正しい増殖から逸脱することで生じる病気です。細胞増殖のオン・オフは遺伝子によって正確に制御され、これが何らかの理由により破綻することから、この病は始まる。がんを完全に予防、治療することは可能なのでしょうか。皆様と一緒に考えてみましょう。がんの最新治療法の現状について、ご紹介もしたいと考えています。

講師のプロフィール
1983年…東京大学大学院終了、医学博士。
1983年…東京大学医科学研究所免疫学研究部助手
1984年…6ヶ月間、スウェーデン王立カロリンスカ研究所特別研究員
1985年…横浜私立大学医学部講師(現在兼任)
1986年…神奈川県立がんセンター臨床研究所主任研究員
専門分野 腫瘍免疫学、癌の免疫療法、癌の遺伝子診断、遺伝子治療法の開発

第99回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「カンボジアで蘇った母の言葉」
講 師 谷山由子氏 日本国際ボランティアセンター(JVC)・カンボジア事業担当 氏
と き 平成14年6月27(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

「今の世に生きている自分に責任をもちなさい」母の言葉を、今あら ためて噛みしめています。先進国に暮らす私たちの行いが、どれだけ途 上国の人々の暮らしを蝕んでいるか。それでも私が出会ったカンボジア の人々は、人にも自然にも優しい人たちでした。同世代を生きる人たち と、次世代に渡せる地域、世界をつくりたい、そう願っています。

講師のプロフィール
1983年横浜国立大学臨時教員養成過程卒業後、静岡で5年間言語訓練 専門家として難聴児の言語訓練にあたる。難聴児との出会いが「生き 方」や「日本社会」を見直すきっかけとなり、それが海外協力に身を投 じるばねとなった。
88年からJVCの活動に参加、1年目はタイの難民キ ャンプで日本語指導を、90年から約1年半東京本部でカンボジア事業を 担当した後、夫の谷山博史(現JVC事務局長)と共にタイへ。
1992年5 月にはカンボジアへ移り、約2年間第四社会福祉センター・プロジェク ト(福祉プロジェクト)を担当。
94年2月に帰国し東京本部でカンボジ ア事業を担当し現在に至っている。

第98回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「難病の子どもとともに、夢に向かって」
講 師 メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン事務局長 大野寿子 氏
と き 平成14年5月23(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン(MAWJ)は・難病の子ども の夢をかなえるお手伝い・を唯一の目的とした国際的ボランティア団体 の日本支部です。この活動の紹介とともに、命を脅かされるような難病 と闘う子どもとその家族にとって、夢をかなえるということはどういう 意味をもつのか、お話をしたいと思います。
講演 1時30分〜2時30分

講師紹介
1951年生まれ。上智大学新聞学科卒。4人の息子をかかえ離婚。7 年後再婚し6人の子供の母親となる。 そんな頃、アメリカで生まれたボランティア団体「メイク・ア・ウィッ シュ」の活動に出会う。
1992年、沖縄でスタートした日本支部の活 動拠点が東京に移る( ’94)のを契機に、半ば押しかけで活動に飛び 込む。その熱意が認められ、正規職員となり、事務局長としてMAWJ を運営。
現在支部は、仙台・関西・名古屋・福岡・北陸の5つ。 活動を支えるボランティア数は800人を超える。2000年には、5 9人の子どもの夢をかなえ、創設以来330人を超える子どもの笑顔に 出会ってきた。

第97回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「終末期における家族へのケア」
講 師 ファミリーケアコンサルタント 畠山とも子
と き 平成14年4月25(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

インフォームドコンセントや患者の自己決定権などの言葉が日常聞かれるようになってきた今日、医療界にあっても患者さんへのケアは確実に進歩してきている。しかし一方で、家族はただ患者を支える人、患者の協力者とて見なされ、家族へのケアは大切にされていない現状がある。家族にも十分なケアが提供されることが家族のみならず患者さんのためでもあることをご紹介いたします。
講演 1時30分〜2時30分

講師紹介
東海大学大学院修士課程健康科学研究科看護学専攻家族看護学科卒業
職歴:横須賀共済病院腎センターに10年
神奈川県衛生看護専門学校教員を3年
衣笠病院内科病棟婦長を5年
〃 ホスピス婦長を3年

第96回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「神道の生死観」
講 師 中川正光 師 鐵砲洲稲荷神社宮司 
と き 平成14年3月28日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

いのちは父母祖先を通じて由来し、いのちの営みの中で、日光や空気、水、食物に温かく生かされて、保たれている。その感謝を、隣人への 真心と世の中への奉仕を通じてお返ししてゆく生き方をしたいものだ。生命が終われば大地に還り、顕身魂(アラミタマ)は奥津城(オクツ キ)に祀られ、和身魂(ニギミタマ)は家庭の守護神となり、直霊(ナホヒ)は常世(トコヨ)に帰るのである。 「太神(カミ)の子は 神のふるさと立ち出でて また、たち還る 神のふるさと」―これがいのちの営みの姿である。

講師紹介
明治41年生まれ。國學院大學史学科卒業。 鐵砲洲稲荷神社宮司、多摩少年院教誨師会会長、 財団法人道義新生会(東久邇宮稔彦王殿創始)理事長など。

第95回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「声明はみほとけを呼ぶ声であり、みほとけの声である」
講 師 早水日秀 師 日蓮宗大本山池上本門寺執事長 
と き 平成14年2月28日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

今のお寺は、儀礼をつとめるだけでほとけさまの教えを説こうとしない」と言われますが、私は仏さまを信じてお寺を支えてきた人たち は、儀礼の中におさまっている仏教の大切なこころを信受し、代々受け継いできていると思います。 今回は日蓮宗の儀式と声明についてお話をし、実際に聴いていただきます。
声明:2時20分頃〜3時 研声会々員による日蓮宗声明

語り合い:3時10分〜4時30分

第94回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「笑いと健康」〜さわやかなふれあいを求めて〜
講 師 山田 征夫氏 健康レクリエーション研究所所長
と き 平成14年1月24日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

「笑える」という気持ちは心の元気を表すひとつのバロメーターでもあります。ことに人と人とのふれあいに「笑いの共有」が生まれ易くなると言えます。一人で悩む事は出来ても一人で笑う事は出来ません。この講座ではお仲間とレクのスパイスを共有しながら気分転換のメカニズムや気持ちの揉みほぐしを体験していただこうと思っています。
体験して戴く内容は「スマイルによるミラー効果」「友情の肩もみジャンケン」「共通 点さがし」「リズムと呼吸」「ストップモーションによるおかしみの誘発」「笑いの効用」などです。

プロフィール
1944年 東京都江戸川区生まれ
1968年 (財)日本レクリエーション協会へ就職 指導部にて10年間レクリーダー養成に従事
1979年 健康レクリエーション研究所(東京都昭島市)設立 所長として現在に至る

研究所の主な仕事
「レクリエーション指導」を始め「健康教育」「メンタルヘルス」「福祉レク」「グループワーク・トレーニング」「ライフプランニング」などの講演および演習指導・健康レクに関する書籍の出版

主な最近の著書
「今は心のカタルシス」「さわふれゲーム大全集」「教育の中のゲーム大全集」「脳みそコチョコチョゲーム大全集」「さわふれゲーム大全集パート2」「メンタルヘルス大全集」いずれも健康レク出版

第93回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「心のスポンジ」
講 師 名取 芳彦
と き 平成13年12月20日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

友人が『あなたがダラダラ生きている今日は、昨日亡くなった人が生きたかった一日』という掲示板布教ネタを教えてくれた。しかし私はまだこの文章を張り出せな い。私の周囲にダラダラ生きている人を見かけないからだ。頑張ってる人に「もっと精一杯生きましょう」なんて……。
ただ、せっかくいただいた命を豊かに生きたい とは思う。心豊かな方々が私に教えてくれた悲喜交々をご紹介、最後はご詠歌を一曲聞いていただこうと思います。

プロフィール

昭和33年10月、江戸川区小岩、善養寺に末っ子、次男として生んでもらう。大正大学米英文学卒業。
二十五歳で母をガンで亡くす。告知できなかったことから、情報センター『癌患者家族と語り合う集い』に五年程参加。「こりゃ、自分の寺 でやらなくちゃ」と自分の寺でも啓蒙活動をしたが、手応えなし。以後自分の実力をつけようと、ご詠歌、布教に精を出す。
現在 江戸川区鹿骨(ししぼね)密蔵院住職 真言宗豊山派布教研究所研究員 同大師講詠匠 同『光明』編集委員

第92回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「マザーテレサのボランティアを通して、自分が感じ学んできた愛」
講 師 野田哲也氏 介護ヘルパー
と き 平成13年11月22日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

マザーに出会い、私は国境、肌の色、価値観、文化、宗教を越え、貧しい中のもっとも貧しい人達を愛せる事を生まれて初めて知った、その仕事の中、愛を与えられたのは私だった。すべてを越えて、心で分かり合える、分かち合う喜びを学んだのです。それは感謝の日々でした。

 

プロフィール

文化学院在学中の93年から今年の4月まで8回にわたり、計22ヶ月間、インド・カルカッタ、マザーテレサの施設でボランティアしていました。その間、山谷にて7年前よりマザーのブラザーの会にて炊き出しのボランティアをしています。

第91回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「こころの唄」
講 師 西舘代志子氏 日本子守唄協会 代表
と き 平成13年10月25日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

毎日きこえてくる、子どもの虐待や不幸なニュース、この国はいったいどうしてしまったのでしょう。物質的には、なにも不足していないのに、心の貧しさが、弱いものいじめという、もっとも悲惨な形ででてきているようにおもえます。
心というのは、育つに時間と手間と愛情という、人間にとってとても大切なものが必要です。その原点はたぶん母親だろうと思います。お母さんの話をしたいと思っています。

評論家・エッセイスト
日本子守唄協会 代表

1940年 東京生まれ
1982年 劇団『こまつ座』主宰 演劇のプロデュースを手掛ける
1986年 第20回紀伊国屋演劇団体賞 受賞
1987年 株式会社『リブ・フレッシュ』設立
1994年 スポーツニッポン芸術大賞受賞・芸術選奨演劇部門受賞
90〜8年 「幻ろさんじん」「罠」「お侠」「糸女」「しのたづま考」「夏子の冒険」「女相撲」「大浦やお慶」などの娯楽に徹した楽しい芝居をプロデュース活動
1999年 日本文化をかじる会 主宰
2000年 日本子守唄協会 代表に就任
日本文化をかじる会 代表に就任

演劇に自己表現の場を得て、自らの結婚・離婚・仕事といった事を通じて、女性が如何に考え、生きるかを一貫としたテーマとしてきた。
作中においても『お侠』は戦後の炭坑街に生きる男をっ手玉に取る女を、『夏子の冒険』では金に振り回される両親を心配して、一芝居打つ娘を、『糸女』では歌舞伎の狂言作者の家に生まれ、家を継ぐ女の一生が描かれている。近年は子どもの問題や女性の問題もテーマに取り入れ、講演会やマスメディアへとその活動の場を広げている。現在は日本文化をかじる会主宰、日本子守唄協会代表を務め、子ども達の未来の情操教育を考える催しを来年より全国で展開する予定。

第90回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「有終支援の電話相談にかかわって」
講 師 上條恭子(やすこ)氏 有終いのちの山彦電話 代表
と き 平成13年9月27日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

病気などでいのちの終末に直面された方を支援しよう、共に歩もうと開設された電話相談です。電話の向こうから相談者のつらい気持ち、死にたい思い、孤独などが聞こえてきます。電話相談員としてその悩みを聴き、どのように受け止めるかは相談員の生き方にかかってきます。相談員の自己変革も含めて、電話相談の今をお話したいと思います。

財団法人東京コミュニティカレッジ 評議員
日本電話相談学会会員

財団法人東京コミュニティカレッジ1987年修了
巣鴨信用金庫「心の相談室」(巣鴨の研修所内)へ出向(2年間)
「有終いのちの山彦電話」立ち上げの準備会に関わって1990年開設
以来相談員として12年目。代表として3年目
その他、目黒区の特別養護老人ホームのアートクラブでボランティアを5年間。杉並区の保健センターで精神障害者の社会復帰のためのデイケアのボランティアを5年間。

第89回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「癌に対するこれからの免疫の考え方」
講 師 矢野間俊介氏 神奈川県立がんセンター臨床研究所・主任研究員
と き 平成13年8月23日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

誰も皆、「免疫」の重要性を否定する人はいないと思います。免疫が低下した状態では感染症に罹りやすくなるし、時として、癌にもなってしまいます。では免疫が低下するとはどのようなことなのでしょうか。免疫系の大切さを理解するために、免疫の仕組みについて平易に解説するとともに、免疫療法や癌の個性について、皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。

1955年 東京都江東区生まれ(現在45歳)
1983年 東京大学医学系大学院終了・医学博士
1983年 東京大学医科学研究所・免疫学研究部・助手
1984年 6ヶ月間 スゥェーデン王立カロリンスカ研究所・特別研究員
1985年 横浜市立大学・医学部・講師(現在・兼任)
1986年 神奈川県立がんセンター臨床研究所・主任研究員
2001年 現在に至る

専門分野 腫瘍免疫学、癌の免疫療法、癌の遺伝子診断、遺伝子治療法の開発

第88回『いのちを見つめる集い』は
お 話 「戦場で追いつめられた私の命のありよう」
講 師 紀野一義氏 正眼短大副学長・真如会主幹
と き 平成13年7月26日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

私は戦場で何度も死にかけました。戦死する部下の死にも立ち会いました。365日、死と顔を突き合わせる生活の中で、1日も戦闘服を脱がず、日本刀と拳銃とライフルを抱いて(つまり鉄を抱いて)眠り、起き、戦う、という日を送って、死にもせず、終戦を迎えました。それから56年経ちました。今も、戦場にいた時と同じ体力と気力で生きています。その私の言葉をきいて下さい。

19992(大正11)年生まれ。78才。昭和18年、東京大学文学部印度哲学科2年在学中、学徒動員により陸軍に招集。広島五師団工兵連隊に入隊。19年12月工兵見習い士官に任官、レイテ戦線に送られる。輸送船団壊滅、辛うじて台湾基隆湾に上陸、台湾軍の指揮下に入り、沖縄より転進して来た金沢九師団工兵連隊に転属。以後、対空戦闘と米軍爆撃機の投下した爆弾の中の不発弾処理に従事。何十回も死にそうな眼にあいながら死にもせず、不発爆弾1752発を処理。終戦後、進駐してきた蒋介石の中央軍の捕虜。その後中国軍の教官となって武器操作を教育。かたわら台湾北部の倒壊した高層ビルを爆破する作業に従事。昭和21年3月1日、日本に帰国。22年4月東京大学復学、23年卒業。大学院特別 研究生、宝泉短大助教授、教授、学長を歴任。現在、岐阜の臨済宗正眼寺の正眼短大副学長。
在家仏教団体、真如会(しんにょえ)を創設、主幹。仏教を分かり易く説き、大衆の中に浸透させる運動を推進中。著書百数十冊。

第87回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「シンガポールとタイのホスピス」
講 師 小谷みどり氏 ライフデザイン研究所副主任研究員
と き 平成13年6月28日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

ガンになったらホスピス、というのが常識になっているシンガポール。国土の狭い国で、ホスピスがどのようになされているのかをお話します。同時に、ホスピスといえばガンと考えがちですが、タイのエイズホスピス寺院についてお話し、死を迎える準備としてのホスピスのあり方を考えてみたいと思います。

死や葬送問題について、生活設計の視点から研究を続ける。主著に、『変わるお葬式、消えるお墓』(岩波書店)、『おとむらい新世紀』(東京新聞)など。

第86回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「親ががんになったとき子どもにどう話しかけるか」
講 師 西田正弘氏 あしなが育英会業務課長補佐
と き 平成13年 5月24日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

子どもにとってかけがえのない存在である親ががんになったとしたら、彼らはどんな思いを抱くでしょうか。がんになってしまった親自身もその配偶者もどのようにその事実を受けとめるか大きな問題ですが、子どもも同じです。親や家族の対応によっては不安を大きくさせます。子どもと一緒に闘病することはできないのか、死を見つめられないのか、まだよく見えていない問題だけにみなさんと一緒に考えたいと思います。

1960(昭和35)年福岡県生まれ。12歳の時、交通事故で父親を亡くす。あしなが育英会ではケアプログラムを担当。5年前妻が乳癌に。かながわがんQOL研究会に所属。

第85回『いのちを見つめる集い』は

お 話 「家族関係と勇気づけ」
講 師 坂本州子氏 母と子の教育実践研究所代表、心理療法士
と き 平成13年 4月26日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 本行寺(ほんぎょうじ) 荒川区西日暮里3−1−3
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

家族の絆が薄らいでいるかに見える現在、社会の最小単位である家族はどうあればいいのか、家族に何らかの問題が起こったときどうすればいいのか、幸福な家族のコミュニケーションについて、アドラー心理学の考え方をもとに、家族間の勇気づけについて述べさせていただきます。

1944年生まれ。日本福祉大学社会福祉学部卒。養護施設勤務を経て1985年から心理療法士としてカウンセリングに従事する傍ら心理学講座、各種研修に従事。2001年3月に独立し、母と子の教育実線研究所を設立。子育ての中の母親の研修を中心にオープンカウンセリング、講演、心理学講座を開催している。

『サイコセラピー入門』安田生命事業団 『知能を高める育児プログラム』一光社 『ボクお母さんの子どもで良かった』PHP研究所(共著) 『赤ちゃんの心を育てるよいあそび』『赤ちゃんの心を育てるよいしつけ』『赤ちゃんの心を育てるよい食事』『幼児期の心を育てるよいしつけ』『幼児期の心を育てるよい食事』(以上PHP研究所) 『家族カウンセリングの技法』一光社(共訳) 『教師がつらくなった時によむ本』学陽書房(共著) 『お手伝いする子は心が育つ』PHP研究所

第84回『いのちを見つめる集い』は
お 話 「葬送の現状・葬送の体験」
講 師 碑文谷 創 氏(ひもんやはじめ)葬送ジャーナリスト・『SOGI』誌エディタ・パブリッシャ
と き 平成13年 3月22日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 興禅寺(こうぜんじ 台東区谷中5−2−11) 電話 03(3821)3684
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

いま、葬儀や墓が大きく変化しています。現状を解説し、併せて問題点も考えてみたいと思います。また、「葬儀を体験する」とはどういうことなのかを考えます。人は一人で生きているのではないのです。それゆえグリーフ(悲嘆)もあります。いのちのありようを、葬送の話を媒介にご一緒に考えられたらと思います。 1946(昭和21)年岩手県生まれ。東京神学大学大学院中退(キリスト教神学専攻)。出版社勤務の後、1990年独立して表現社(現在は表現文化社)を設立。葬送に関する専門誌『SOGI』を刊行し、編集長を務める。死・葬儀・墓に関する評論・著作・講演・講義を手がける。著書・監修に『葬儀概論』(表現文化社)、『「お葬式」の学び方』(講談社)、「自分らしい葬儀」(小学館)ほか多数。

第83回『いのちを見つめる集い』は
お 話 「母・重兼芳子から教わったこと」
講 師 重兼裕子(翻訳業・主婦)
と き 平成13年 2月22日(木) 午後1時半〜4時半
ところ 興禅寺(こうぜんじ 台東区谷中5−2−11) 電話 03(3821)3684
語り合い 2時半〜4時半
参加費 500円(当センターの会員の方は無料)

人は、何を大切にして生きたらよいのでしょう。マスメディアが煽り立てるように、目に見えるものさえ手に入れば、それで私たちは幸せになれるのでしょうか?人と比べないこと、そして自分が大いなる力によって生かされていることを知る・・・それが私が母から学んだ、人生の基本なのです。 津田塾大学英文科卒 翻訳書『おじいちゃん』『死ぬってどういうこと』(春秋社刊)


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