悲しみにあたたかい社会の実現を〜共感都市をめざして〜 [262回 H30/2/22]
講師:飯島 惠道 師
講師プロフィール:曹洞宗 東昌寺 住職(長野県松本市)花園大学非常勤講師 
昭和38年信州生まれ。
前職看護師、最終勤務病棟は緩和ケア病棟。
法務のかたわら、ケア集団ハートビート(任意市民団体)を組織し、臨床でのケア体験を社会内ケアに生かし、悲しみや苦しみにあたたかい社会の構築を目指して活動を続けている。

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<講演録>
みなさんこんにちは。飯島惠道と申します。私は今朝、松本を出まして特急『あずさ』でこちらにやってまいりました。本当に久しぶりに新宿を歩いたなという感じがいたします。
私は薬王山東昌寺というお寺の15代目の住職をしております。御開山様は男性のお坊さんでしたが、4代目くらい、ちょうど廃仏毀釈があった時代あたりから尼僧さんが住職を勤めていて、私に至るまでずっと尼僧さんが住職を勤めています。一般的にいうと尼寺ということになりますね。
私は生まれてすぐに縁をいただき、そちらに引き取られて、赤ちゃんの頃から二人の尼僧さんによって育てられました。私の次もできれば尼寺で繋げていければ良いかなと思いましたが、最近は尼僧さんが非常に減っておりまして、なかなか後継者となっていただける方との出会いがありませんでした。・・・・
(2018/2/22「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

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