遅効性の害毒と生活の中の仏教 [259回 H29/10/5]
講師:岡 精司 師
講師プロフィール:真言宗豊山派 勝國寺 住職
真言宗豊山派総合研究院布教研究所 主任研究員
仏教情報センター相談員
昭和33年東京生まれ。昭和55年大正大学文学部哲学科卒業
昭和55年、真言宗豊山派勝國寺住職拝命。
刑務所における教誨師としての活動の中で、宗教の大切さを感じている。

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<講演録>
みなさんこんにちは。ご紹介いただきました岡精司と申します。今日のテーマ「遅効性の害毒」、なんだろうなと思われたかもしれませんが、ごくごく身近にある出来事をちょっとショッキングな表現にしたわけでございます。
私、真言宗の寺院に、昭和33年に生まれました。東海道本線が電化されて、東京から大阪まで6時間半で特急が走った年です。絵本を買ってもらって「こだま号」にすごく憧れました。小さい頃にはお寺の台所の土間に「へっつい」という二連式のかまどがあり、冬場に起きてきますと、母がかまどの片方でご飯を炊いて、片方でお湯沸かしてる。そのお湯を柄杓ですくって洗面器に入れて顔を洗う、そんな世代で・・・・
(2017/10/5「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

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