絆って言うな!〜生きづらさ、被災地から見えるもの〜 [256回 H29/4/27]
講師:渋井 哲也 氏
講師プロフィール:フリーライター ノンフィクション作家
地方新聞の記者を経てフリーに。若者の生きづらさ、自殺、自傷、家出、援助交際、少年犯罪、いじめなどを取材。
東日本大震災後は被災地を取材。新刊は『絆って言うな!』(皓星社)

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<講演録>
みなさんこんにちは。
東日本大震災のあった2011年は6年前になります。その時から被災地の取材を始めたんです。それ以前は、自殺などで人が亡くなることについての取材を多くしていました。震災でもたくさんの人が亡くなりましたので、人が亡くなるということについて関心を持って取材をしました。去年の10月に『絆って言うな!』という本が出ました。また、今年は『命を救えなかった』と言う本を出しました。
今日は、前半に震災の話をしていきます。後半は、「生きづらさ」についてお話したいと思います。
そもそも絆というのはどんな意味を持っているのでしょうか。先日、別の会で、絆ってなんの意味か知っていますかって訊いたら、仏教用語でどうのこうのっていう話になったんですね。確かに仏教用語なんですが、そういう意味ではなく、絆という漢字を見てみると・・・・
(2017/4/27「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

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