片づけと健康〜大切な毎日の暮らしのために [270回 H31/2/28]
講師:麻生 保子 氏
講師プロフィール:つくば国際大学医療保健学部 看護科教授
東京都特別区保健師
目白大学・帝京大学看護科・帝京大学大学院看護学専攻准教授
帝京大学大学院公衆衛生学研究科客員研究員、博士(公衆衛生学)

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<講演録>
初めまして、麻生保子と申します。よろしくお願いします。今日は「片づけと健康〜大切な毎日の暮らしのために」ということで、片付けと健康に関するお話をさせていただこうと思っています。
私は、医療保健学部看護学科という主に看護師と保健師を育てている学科の教員ですけれども、それがなぜ片づけのことをやっているかと思われる方も多いかと思います。保健師という職業は、赤ちゃんが生まれたご家庭に訪問したり、寝たきりの方がいらっしゃるご家庭を訪問したりします。公衆衛生看護とか地域看護学といったりしますが、人が住む場所が健康にとても関係があるということで、人の住む場所の環境の事や、人が集まれる場所をたくさん作っていくことで孤立を防いだり、地域の人たちが健康に過ごせるようにしていこうということを学生に教えています。
私は教員になって十数年ですが、その前は保健師をやっておりました。二十数年保健師をやっておりましたので、数えきれないくらいの家庭訪問をしています。いろいろなご家庭があって、それぞれの生活があるけれども、それが健康とすごく関係があるということが感覚で分かっていましたので、それがきっかけで片づけと健康について考え始めました。
片づけと健康に関してはすごく幅が広いので、まずは全般的なお話をしたいと思います。
片づけと健康に関してはすごく幅が広いので、まずは全般的なお話をしたいと思います。まずは日本人の片づけ事情などのお話をいたします。その後、片づけが上手くいくと健康にどんな良いことがあるか世代別にお話しします。そしてアレルギーに関することや、要介護状態にならないための転倒予防のお話しや、災害時のこと、そして片づけが苦手な人に知っておいてほしいことなどお話ししたいと思います。
いきなりクイズで恐縮ですが・・・・
(2019/2/28「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

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