落語にみる江戸時代の仏教信仰 [268回 H30/11/8]
講師:的場 コ雅 師
講師プロフィール:日蓮宗妙善寺住職
芸名 おにぎり亭馬鹿爆発(ばかぼん)
立正大学中は、落語研究部で落語の研鑽に勤しむ。
大学卒業後、僧侶の資格を取得するも、なぜか3年間お笑いのプロとして活動。師僧の病気のため、夢を断念

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<講演録>
本日は「落語にみる江戸時代の仏教信仰」ということで、こう書くと非常に堅苦しい感じかと思いますけれども、落語を交えながらお話させていただきます。
私は、的場コ雅(まとばとくが)という本名のほかに、おにぎり亭馬鹿爆発(おにぎりていばかぼん)という名前がございます。元々は、また別の名前で趣味として落語などやっておりました。東日本大震災の後に、宮城県の仮設住宅にボランティアに行きまして、落語などさせていただきました。女川という所で落語をさせていただいたときに、そこの方たちからたくさんおにぎりをいただいたんですね。おにぎりを食べている姿が可愛いらしいわねっと言われて、じゃあ「おにぎり亭」っていうのにしちゃいましょうかと、女川の皆さんに新しい名前をつけていただきました。今ではいろんなところでお話しをする中で、女川のこともお話しできて、思い出深い芸名として大切にさせていただいている次第です。
今日は、落語と仏教のお話ですが、僭越ながら、実際に落語を一つ二つ演じさせていただきたいと思っております。いつもとは趣が違うかもしれませんが、ストレス発散という気持ちで聞いてください。
演台とは別に、お座布団など用意していただきましたので、ご挨拶代わりに、まずは一つ短いお噺をさせて頂きます。講演のお話しをするときは的場コ雅、座布団の上でお噺するときは、おにぎり亭馬鹿爆発になりますので、よろしくお願いいたします。それでは、お数珠を置かせていただいて、手ぬぐいと扇子に持ち替えまして・・・・
(2018/11/8「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

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