新聞で読む命の今昔 [267回 H30/10/11]
講師:酒井 輝男 氏
講師プロフィール:ジャーナリスト/元朝日新聞記者
1951年生まれ。横浜市出身。
中央大学法学部卒業。
1976年以降、名古屋・東京本社管内で主に社会部系列に所属。
高校野球の運営、小中学生向け新聞の編集などにも関わった。

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<講演録>
どうもこんにちは、酒井です。
私は1951年の生まれです。今年67歳になります。団塊の世代のちょっと下ぐらい。一学年が全国で200万人ぐらいいたそうです。今は100万人を割っているので、今の倍ぐらいいたという賑やかな時代に生まれました。色々あって大学を卒業するのに6年かかりまして、第1次オイルショックっていうのに引っかかっちゃって、メディアの採用も私の年から3分の1ぐらいになっていて、なかなか合格できなくて名古屋に行きました。当時、名古屋は読売新聞が出来たばっかりで、なんとか採用されたのがこの業界との関わりです。その後、朝日新聞に移り、嘱託を経て通算して42年間マスコミ業界におりました。(中略)今日お話しすることは、命ということですけれども、その前にちょっと新聞界の現状をお話ししたいと思います。
昔、新聞はメディアのトップと言われていて、新聞が何か書けばそっちに動くというようなことがありました。それはもう10年くらい前に終わっています。今、新聞を読む方は、残念ながら50歳以上というようにいわれています。発行部数はどんどん下がっていまして、5年〜10年経ったらこの業界がどうなってしまうのか分かりません。もちろん活字離れもあるんだけれど、これはですね・・・・
(2018/10/11「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

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