歴史にまなぶ、災害との向き合い方〜くずし字から紐解く先人の智恵〜 [266回 H30/9/13]
講師:土山 祐之 師
講師プロフィール:浄土真宗本願寺派 善教寺衆徒
1988年静岡県生まれ。
早稲田大学大学院
文学研究科日本史専攻
座学だけでなく、全国各地にて現地調査を実施している。
-------------
<講演録>
皆さんこんにちは。今日は「歴史にまなぶ、災害との向き合い方〜くずし字から紐解く先人の智恵〜」ということで、災害についてお話をしていきたいと思っています。そこで2点だけお願いがあります。一つ目は、ぜひリラックスして聞いてください。二つ目は、僕のために非常に大事なことなんですけれども、頷いたり笑ったり、分からなかったら首をかしげていただいたり、とにかく反応していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
まず自己紹介をさせていただきます。私、土山と申しまして、生まれは静岡県の三島市です。伊豆の国と駿河の国を分ける境川が流れていまして、その東側、伊豆の国の一番端にあるお寺に生まれました。長男として生まれたので小さい頃から当たり前のようにお寺を継ぐんだよ、継ぐんだよと言われて育ってきましたが、中学生か高校生ぐらいに反抗期が始まりました。それは今も続いているんですけれども、親に引かれたレールの上を走って何が楽しいんだ、どうせ大学へ行くならバンドマンか研究者になろうと考えてずっとバンドをやっていたんです。でもバンドマンではやっていけないということに気づいて、それでは研究者しかないと、日本の歴史、特に中世、鎌倉時代から戦国時代ぐらいまでの災害について研究しています。
災害、最近多いですよね。今年も夏だけで・・・・
(2018/9/13「いのちを見つめる集い」より)

〈講演内容の公開はここまでです。講演録『みちしるべ』は会員の皆様にお送りしています。〉

RETURN